Lie (ページ37)

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31話ページ37

さっきからやけに周りから視線を感じる。
何かやらかしたかな…

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うーん。何も思い付かない。

今日はレイさんのお店に招待されたのでお店の雰囲気に合うように
ゴージャスな黒色のドレスを着た。
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約束の時間よりちょっと早めに着きすぎた…
髪の毛ボサボサになってないかな…不安だから御手洗へ行こう。

A早く着きすぎたので御手洗へ行ってきます

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思ったより広くて御手洗の場所が中々見つからない。

『テヨン…△‪✕‬@〇/☆…』

テヨン？
人通りが少なくなった通路を歩いてると男の人の声がした。

少し小柄な男の人に、白いドレスを着た女の人…

えっ…女性の方がとても綺麗で見惚れていたら

『チュッ』

あら…// …女性の方からキスをした。

「んっ…」

どんどん濃厚になっていくキスと
シーンとした通路でいやらしい音が響く。

「はぁ…ギョンス……」

！！！！！？！？！？！？！！

ぎょ…ギョンス！？
目を凝らして見てみると…

確かに、、見えない事も…ない。

『…今日は一段と綺麗だ。』

この声はそうだ、ギョンスさん。間違いない…
そんな甘い言葉いうんだ……

なんか彼女が綺麗すぎてなんだろう…

悲しいとか辛いとかそんなんじゃなくて、
少しあるけどなんだろう、、

テヨンさん、私と付き合ってくれ←

少しでも浮かれていた自分がバカみたいだ。
こんなに美人な彼女なら私なんか…相手にならない。

少しだけ期待をしていた。

もしかして…って
でも今日、いや、今ようやく分かった。

私はこの瞬間ギョンスさんへの気持ちを捨てた。

パチッ

彼女と目が合って、照れたようにペコッとした姿が
可愛くて、私も少しお辞儀をしてこの場を去った。

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何故か今とても清々しい気持ちだ。
全てに開放されたかのような……

『あっ居た ^ ^』

そんな時、、

私の前に現れたのは

黒いスーツにいつも下ろしてる髪の毛が今日はセットされてて
光る時計とエクボを出して笑ってる1人の男性。

通路を通る皆が釘付けになるくらいかっこいい。
かっこいいどころじゃない言葉にできないくらい……

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『かっこいい…』「今日、凄く綺麗だよ」

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