Lie (ページ24)

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21話ページ24

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お昼が終わる少し前に、セナが帰ってきたから

『シウミンさんが大事な会議あるから出席してって言ってたよ。』

SN「無視」

はあ、とため息をつきその場を後にした。
トイレでの事件からずっとこの調子。

きっと…ロッカーの事もセナだと思ってる。

そう。皆で送迎会をした次の日から
私のロッカーに真っ赤な字で酷い言葉が書かれた紙が沢山入っていた。

今もそう。
でも気にしてない。犯人は分かってるから。

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あれから3時間過ぎて4時になった時。事件は起きた。

GS「A」

ビクッ
いつまで経っても名前で呼ばれるのは慣れない。

「ㅋㅋ、今日オンマが来るんだけど
Aの事伝えると一緒にご飯食べようって………どう？」

ギョンスさん！！私の事なんて言ったの！？！
え？って顔をしてると…

隣のに住んでる人の事を聞かれたから部下と答えたそうで、
そこからこの話になったと…。

「嫌なら良いんだけど……『行きます！！』」

行ったら悪いけどタダ飯って事だもんね！
しかもギョンスさん料理上手だし、

ギョンスさんと2人で盛り上がってたら

「"Aさん" 俺伝えたよね？大事な会議だからって。」

シウミンさんの怒号を浴びた。
そして、Aさん……距離ができた。

ちょっと2人で話そう
そう言われて誰もいない部屋に来た。

XM「はぁ…なんで伝えなかったの？」

呆れた顔をしてる。
そんな顔見せた事ないのに…

でも。私は伝えた。
だから正直に「ちゃんとお昼戻ってきて伝えましたよ！」

XM「セナは聞いてないって泣きながら言ってきたけど…？」

は？？私ちゃんと言ったんだけど、無視されたけど。
もしかして、これも奪略って言った事と…

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『シウミンさん、送迎会の時に……「最近セナの事虐めてるってほんと？」』

え！？私が！？逆でしょ。

『いや、そんな訳ないじゃないですか。』

XM
「言ってきたんだよ、2人が濡れて会社来た時。いじめを受けてるって
なんかあったんだったら幼稚な真似じゃなくて話し合いで…」

『セナの言葉は信じるのに彼女になる私の言葉信じないんですね。
最近冷たい態度取るのもそれが原因ですか？』

怒り？悲しみ？失望？困惑？
全部が混じって私の目からは涙が出てくる。

拭いても拭いても止まらなくて
涙で何を伝えたいのかさえ分からなくなった。
そんな私を見て、

シウミンさんは私の頬に手を近付けてくる。
その瞬間、私は手を払い除けた。気持ち悪い。