Lie (ページ23)

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20話ページ23

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あの日を境に、皆私達の事で話す事は無くなった。
ベクからは「ごめん」ってLINEで謝罪文が送られてきた。

ただ1つあの日から変わった事がある。
それはいつも3人でご飯に行ってたのに
ギョンスさんと食べていると言う事。

シウミンさんと私達の時間が合わなくなったから。
まあ、正直に言うと少しお互い気まづくなっちゃってるのが本音。

あとは……

「Aご飯一緒に食べよう｣

私を呼び捨てで呼ぶようになった事。
気を使ってなのか、ご飯に誘ってくれるようになった事。

だから私も

『네〜！何食べに行きますか』

と返す。
すると、

「음～韓国人だから今日はトッポッキ」

こう帰ってくる。
ちなみに昨日は、「寒いからお粥？」

私の最近のマイブームになっている。

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ギョンスさんとご飯を食べてから、
オフィスに戻ると、

BK「やー！除け者にするな！！！」って言いながら走ってきた。

GS「一緒に行きたいなら言えばいいのに……」

そんなに仲良くなかった2人もいつの間にか仲良くなってて
私も嬉しい。

鬼ンスって言ってた時代が懐かしい。
普段は優しいけど怒ったら物凄く怖いだから周りから
怖い印象を与えて居るんだと思う。

何事にも真面目で曲がった事が嫌いな所や、
いつも助けてくれて、笑うととても可愛くてかっこいいのに…

今だって、ベクと面倒くさそうに話す所も私にはキラキラして見える……。

キラキラ…して見える……？キラキラ？は？？目おかしくなったか。私。
何を考えてるんだ、ほっぺを叩きながら自分にお仕置する。

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XM「……何やってんの？笑」

やばい、シウミンさんの存在に気付いてなかった。

『あっ、すみません。なんでもないです。』

XM「……セナがまだお昼行ってるみたいだから
帰ってきたら大事な会議あるからって伝えて貰っていいかな？」

それを何故私に言うのか少し疑問になったんだけど、
まあそこはいいか。

『はい。分かりました。』

シウミンさんはそれだけを伝えてどっか行った。
久々にシウミンさんと話したけど、どこかお互い気まづい。

GS「…大丈夫？なんか言われた？」

その様子を見たのか、ギョンスさんは声をかけてくれた。

『セナが帰ってきたら会議あるって伝えて欲しい…と』

GS「ふーん、自分で言えばいいのにね？」