Lie (ページ1)

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1話ページ1

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この会社に入社してから約1年半経った私は

入社してからずっと上司のシウミンさんに片思い中ー

そして同じ時期に私と一緒に入ってきた可愛い同僚が居て

出会ってすぐ打ち解けたと思ったから、

いろんな事をベラベラ喋り過ぎた、
すると、次の日社内に広まってた。

恋愛の事からー今まで私の身に起きた事全部。

やっぱ可愛いからって見た目で判断しちゃダメだな。って

入社してから1年経った今、事件が起きた。

同僚 → セナ(SN)

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SN「Aちゃんって好きな人居るでしょ？」

突然なんだ？と思った。下手に言うとまた広められると思うと
ため息が出る。

「まあ。」

好きな人居るか居ないかなら別に答えてもいいか。

SN「それって…シウミンさんですよね？」

バレてるの？いや…試してるのか…？

『え？なんで？』

SN「何年Aちゃんと居ると思ってるんですか
そうですよね？私知ってるんですから。」

『…私好きな人いないから。』

だるいよ。ここでそうと言えば広まるだろうし…

SN「さっき、好きな人居るって言ったじゃないですか！」

『ちょっと！そんなに大きい声出さないで』

あーやってしまったよ。神よ…私を助けてください……

SN「シウミンさんですよね！！？」

『違うから』 SN「嘘ですよね、昨日見ましたよ。」

昨日？

SN「2人でご飯食べに行ってましたよね？見たんですから！」

シウミンさんは今の所私の教育係だから…

でも初めて行った訳じゃないし
隠れて行ってるつもりもなかったけど…

(大声)
SN「やーっぱりー！シウミンさんが好きなんですね！！」

事務所に居る皆がこちらを振り向く。

『ねぇ、私言ってないよね？てか私が好きなのは』

私の後ろの席を指さして

『この人ですから。』

って…え？

私の後ろの席ってベクだったよね？

私が指さしたのは上司の鬼ンスだよね？私の目が可笑しい？

目を擦ってみるけど、間違いない、鬼ンスだ。

ていうか、鬼ンスってうちの部署だったっけ？

SN『えー！？公開告白？！やだ〜 ♡』

『あっ、鬼…じゃなくてギョンスさん居たんですね』

鬼ンス(←)はこちらを見て吃驚した表情を見せると

すぐ逸らして仕事を始めた。

ま、でも弁解しなくてもいっか。

鬼ンスは冷酷で有名なのに、何故か鬼ンスを好きな人は多い。

私もその中の1人として思ってると思うから。

ベクでも鬼ンスでもどちらでもいっか。