41話 ページ13
『もぅ、ハクと離れたくないな…』
あれからひと段落ついた後、私はヨナを探していた。
しかし、なかなか見つからないため、ついつい、つぶやきが漏れた。
?「そんなにハクが好きなのかい?お嬢さん、いや、天蘭王国のA姫様」
緑色の長髪の男が突然話しかけてきた。
しかも、私が姫だと言う事も知っている。
『…どうして…わかったの?まさか!?緑龍なの?』
?「そうだよ。…やはり君もわかるんだね。誰が龍の血を持っているのかを…。僕の名前はジェハ。龍の血に従うのは嫌いだけど、美人は好きだよ…Aちゃんみたいな…」
そう言いながらジェハと名乗る男に、腰に腕を回され引き寄せられた。
しかし
ドカンッ
ジェハ「い、痛っ!!痛いじゃないかハク!」
ハクが槍の刃の裏側で、ジェハの頭に向かって振り下ろしたのだ。
そして、気づくと私はハクの腕の中…。
ハク「変態野郎」
『セクハラ野郎』
私とハクは、ジェハに冷たい視線をむける。
ジェハ「やめてよ!二人してそんな目で見ないでよ」
『あ、それより!ヨナ探してるのよ!知らない??』
ジェハ「ヨナちゃん?見てないよ?」
ハク「海岸の方に行ってたのは見たけどな」
海岸か、よしっ!
行ってみようっ!!
ヨナ、ヨナ…早く会いたい!
私は海岸へ走り出した。
ジェハ「…放置プレイか////」
ハク「歯ぁ〜くいしばれよ」
ジェハ「………へっ!?」
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fruit - スウォンは、どうなったんですか? (2021年8月15日 2時) (レス) id: 80d0b24791 (このIDを非表示/違反報告)
太田中 - スウォン(⊃`∀´⊂) (2017年5月1日 5時) (レス) id: 612ce416c0 (このIDを非表示/違反報告)
戌神(プロフ) - スウォンwww (2017年3月27日 15時) (レス) id: 43ea1fc3b1 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 最後スウォンが気になりますが…。凄く面白かったです(*'▽'*) (2016年5月10日 18時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - ………えっスウォンどうなった? (2016年3月6日 23時) (レス) id: f5a37e40a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷麗 | 作成日時:2015年4月1日 12時