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今日も規則正しい一日を過ごす事が出来ずに、
ベットで横になっての一日を過ごした。
何時も頭の中は、俺が時間を刻一刻と、無駄にしている間に
他人は何をしているのだろうか。と、
考えれば考える程、俺にとって辛くなる様な事ばかりが
ベットの横にあるデジタル時計を横目で見てみれば
時刻はもう夜の21時で。
こんなにも時間が経っていたという事に
気付いた所為か、喉はカラカラ。
水分を摂ろうと冷蔵庫の中を見渡すが、
飲み物すら
買いに行く羽目となり、今現在は外。
長い事外に出ていなかった所為か、
付近の街灯がより一層眩しく見えた。
コンビニに着き、目当ての水をそれなりに買い
店頭から出て、帰路についている途中に
あまり誰とも連絡を取り合わない俺のスマホから
珍しくメールの通知音が鳴った。
大貴ねえ、ちゃん元気??
もし良かったらなんだけどさ、今から飯でもどう?
と、大ちゃんなりの親切なメールが入っていて。
此の儘家に帰っても、退屈な時間を過ごすだけだろうしな。
久し振りの外食だと言う事に浮かれ、
若干軽やかな気持ちで「 大丈夫だよ。」と、
メールの返信をした。
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作者名:noel . | 作成日時:2020年10月21日 21時