お気に入り。~6つの条件~ ♯BTS (ページ25)

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(You said )

AR 「ぁ、もう帰るね？」

「ぁ、うん........」

バイバイって可愛く笑って帰ったアロ。

「.......」

途端に楽しい時間は終わり、嫌なくらい静かな空気が流れる。

私をジッと見つめるジョングク。

「っ、......」

目を逸らしたい。....けど、逸らせない。

ジョングクとこんなに気まずくなったのは初めてで、どうすれば良いのか........。

JK 「ヌ、ヌナッ........ごめんなさいッ.....」

急に涙を流して、私に謝るジョングク。

子供のように手で目を拭くジョングク。

「........ジョングク、おいで？」

そんな姿を見たら、ジョングクのオンマみたいな感情になっちゃって、思わずハグを求める。

よろけながらも、ベッドから出て、弱った足を頑張って立たせる。

ジョングクも素直に来てくれた。

来てくれなかったらどうしようかと思った。(笑)

「大丈夫。ヌナは全然怒ってないよ？全力で走ったの自分だし、ジョングクのせいなんて思ってないよ？」

JK 「でもっ、......僕があんなにヌナを心配させるようなことしたからっ、........」

また泣き出したジョングク。

「自分責めすぎだって(笑)ジョングクを心配したの私だし。誤解招くようなことしたの私だから。それに、ジョングクが大切だから心配したの！ね？ジョングクの罪なんて何処にもない(笑)」

JK 「うぅぅっ、......ヌナあああぁぁぁッ、(滝涙)」

私の胸の中で号泣するジョングク。

いや、やっぱり可愛い.........。

かっこいいなんて私はジョングクに求めない！