お気に入り。~6つの条件~ ♯BTS (ページ16)

今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:68,973 hit

＊16 ページ16

(JK said )

朝、いつも通りヌナに会うのを楽しみに仕事に来ていた。

いつもヌナに会う場所を目の前にした。

けど、........楽しみなんて一瞬にして壊れた。

「///」

TH 「～～～～///」(笑)

JK 「ヌナと..........テヒョニヒョン？」

何喋ってるか分からないけど、明らかに照れてる二人。

手も繋いで、二人で赤面して、まるでカップル。

何？リア充アピール？

いや、そんな事より、ヌナ達って付き合ってるの？

あの二人を見たら無償にイライラしてきた。

その理由も分かってる。

ヌナが好きだから。

ヌナが大好きだから。

アピールはいつもしてる。

けど、ヌナは僕を弟としか見ていない。

テヒョニヒョンより断然、ヌナと居たのも、喋ったのも多いのに、数日しか会ったことがないテヒョニヒョンが、.........

僕より距離を縮めてるっ。

「ジョ、ジョングク..........おはよう。」(笑)

私に気づいた途端、パッと手を離したヌナ。

そのままいつもの可愛い笑顔で「おはよう」って......。

テヒョニヒョンも気づいて手を離したけど、まだ繋ぎ足りないって感じ。

何事も無かったようにする二人。

傷ついたのは、僕だけ？

悲しくなったのは、僕だけ？

徐々に悲しみ怒り後悔が涌き出てくる。

JK 「........ヌナ、前、彼氏いないって、......できたら教えるって言ったじゃないですか！！何で何でっ.......。テヒョニヒョンなんかとっ！！」

「ジョングクっ、....違うの...。聞いて？」

JK 「っ、.....もういいですっ！」

必死に言い訳をしようとするヌナ。

その横で、口を半開きにして棒立ちしてるテヒョニヒョンもムカつくっ！

何を他人事の様に..........。

僕はそのまま、自分の部署の近くにある、休憩所まで全力疾走した。