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車に揺られ、約５分。
目の前に見慣れた会社。
TH 「ん、もう着いたの？」
「そうみたい。」
TH 「もう少しゆっくりしてたいのにぃ。」
頬をプクーっと膨らませるテヒョン君。
「ダメだよ！ほら、行こっ。」
テヒョン君の手を引っ張って車から出る。
TH 「わぁ。ヌナって結構力強いね！」
「そりゃ、どうも。」
こんな女でも力くらいありますよ。
でも、君の方が強いでしょ。握力とか。
そう不意に、テヒョン君の手に目をする。
「ぁ、......」
またもや、手は繋いだまま。
かれこれ何回目だよ.........。
テヒョン君にばれないように、そっと手を離そうとすると........、
((ギュッ
TH 「ダーメッ。」
気づかれたのか、手を離してくれないテヒョン君。
「ちょ、....テヒョン君.......。」
さっき、力強いとかどーのこーの言ってたけど、
やっぱりテヒョン君の力凄いよ....。
TH 「んふ、繋ぐの何回目だろうねっ。」(笑)
私が弱い笑顔を見せつけられ、顔が一瞬にして真っ赤になった。
今すぐ、手で顔を隠したいけど、
右手には、仕事用バッグ。
左手には、テヒョン君の手。
隠せませんね...........(汗)
隠せないと、テヒョン君に見られる訳で.......、
TH 「顔真っ赤...........///」(笑)
なぜかテヒョン君も顔を赤くする。
端から見れば、カップルに見えるような状態。
そんな状態を、後輩に見られる。
JK 「Aヌナと..........テヒョニヒョン？」
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作者名：crown | 作成日時：2018年5月28日 18時
