お気に入り。~6つの条件~ ♯BTS (ページ14)

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(You said )

pppp........

「んぅ............」

7 : 00

目を開けると、頭に走る激しい痛み。

「イッタ...........、」

.....昨日は、「ごめん」って謝って終わった。

それからは、あまり覚えてない.........。

だって、余りにもビックリしたから.......(苦笑)

あ、でも、帰り際に「お金持ちって事内緒だからね？」ってお得意の四角い口で笑った。

「....っ///」

思い出すだけで恥ずかしい..........。

それに、私テヒョン君の笑顔に弱いんだよね。

何故だか分からないけどね.......？

「あれ、今日........金曜日...」

仕事.........。

頭痛凄いけど.........いっか。

行かなかったら、テヒョン君が心配するかな？

昨日が金曜日だと思ってた自分が悪いけどね(笑)

痛い頭を抱えながら準備をする。

ーーーーーーーーーーーーー

「よし、良いかな。」

化粧も歯磨きも、着替えも朝食も全て身支度は終わった。

じゃあ、仕事にレッツゴーかな。

そうドアノブに手を掛けたその時........、

((ピンポーン.....♪

「へ........？」

誰かが朝からお出迎えです.......。

「はーい.......TH 「ヌナ！？！？」...！？」ﾋﾞｸｯ

ドアを押し退けて顔を覗かしたテヒョン君。

「ビックリしたぁ............(汗)」

TH 「ヌナ........、その...ごめんね？」

「あ、うん。」

たぶん、彼は昨日の事を根に持っているのだろうか。

渋々謝ってきた。

TH 「本当にごめんなさい.....(泣)」

「大丈夫！もう大丈夫だから。いつも通り！ね？」

TH 「う、うん。だから、今日はお詫びに車でお出迎えを........」

「え、.........。」

外に指を指すテヒョン君。

その先には、昨日とはまた違う高級車。

「うわぁお...........(汗)」

TH 「今出るところだったでしょ？だから、行こ？」

うるうるな目で私を誘うテヒョン君。

「でも、.......悪いよ？」

TH 「良いの！俺が好きでしてるの。」

スッと手を出して、気づけばテヒョン君の手に包まれている私の手。

TH 「行こっ。」

そのまま手を"繋いで"、車に向かう。

その時のテヒョン君の背中は逞しかった。