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でも、さすがに中三にもなると、自分はとてもプロサッカー選手にはなれないと自覚して、それならどうやったら「インザーギにサインをもらう」ことができるかと考えた。
で──サッカーライターになるという新たな方法を考え付いた。
スポーツノンフィクションを読むのは好きだったし、サッカー雑誌はそれこそ隅から隅まで読むような子どもだったから、こういう文字でサッカーを伝える仕事っていいなと思った。
それにライターになればインタビューをしてサインが貰えるって単純に思いついた……。
なんでそんなことを思いついたかって言うと、アイドル誌ってあるじゃん？
それの取材を受けることが日常的によくあったから、そういうライターさんって身近に感じていたんだよね。
子どもだからさ、雑誌に原稿書く人って取材する相手とすぐ会えるもんだと勘違いしてた。
サッカーライターになるから事務所やめますって偉い人に伝えたら、びっくりされた。
そりゃそうだ、唐突すぎるってもんだよな。
だけど「やぶらしいな」って笑ってくれて、「応援してるよ」って気持ちよく送り出してくれた。
バカだよなぁ。
単純だよなぁ。
よくよく考えたら、タレントしてるほうが何倍もインザーギに会える確率はあったんじゃないかな。
そんなことに気付きもせず、俺は高校進学前にスッパリ事務所を辞めて、猛勉強して大学へ行った。
どうにか出版社にもぐりこんで念願のスポーツ雑誌編集を担当し、しばらくノウハウを学んで人脈を広げたあと、俺はいよいよサッカーライターとして独立した。
そうして、どうにかライターとして食えるようになった今、とっくにインザーギは引退していた──。
インザーギからサインはもらえなかったけど、気付けばサッカー雑誌に記事を書くだけでなくワイドショーのスポーツコーナーでロケしたり、スポーツ番組のコメンテーターとしてテレビにも出るようになっていた。
アイドル時代の経験が生きるって言うか、テレビカメラを前にしても緊張はしないし、テレビ的な段取りにも慣れている。
滑舌にも自信はあるし。
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しろくま(プロフ) - Ｑさん» Ｑ様、あの相合い傘をどうにかお話に入れたくて、こうなりました！アツアツの2人はいつまでもアツアツのままです！😊 (2022年1月24日 19時) (
レス) id: d7e22074ad (このIDを非表示/違反報告)
Ｑ(プロフ) - キャーーー！ご結婚おめでとうございます！！ (2022年1月24日 8時) (レス) @page50 id: a1a90f72f9 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - べすさん» べす様、ご覧いただきありがとうございます。今まで書いた中では一番糖度の高いひかにゃを目指していたので可愛いとお褒めいただけ、嬉しい限りです。そして夜分遅くに、我慢出来ずぶっ込みました。実現する日が来ますように。 (2022年1月18日 22時) (レス) id: d7e22074ad (このIDを非表示/違反報告)
べす(プロフ) - しろくま様＊おひさしぶりです｡完結おめでとうございます｡読ませていただきました｡応援したくなるくらいふたりが可愛くて面白かったです｡“夜分遅くに“を入れてくるしろくま様の機動性はさすがですネ^^｡ (2022年1月17日 23時) (レス) id: d251bf862e (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - みるみるみるきーさん» みる様、チュー迄で終わってしまった自分が悲しい…次は必ずベッドにたどり着くよう頑張ります。夜分遅くに、リアルで実現する日を待ち焦がれています！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 (2022年1月17日 10時) (レス) id: d7e22074ad (このIDを非表示/違反報告)
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