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side yuya
ケイ「あれれ？違った？」
「…や、その…。」
ビックリした。
心の内を見透かされたと思ったのに、テキトーに口をついて出ただけの言葉だったのか？
口ごもる俺をケタケタと笑いながら、首にかけたブルーのストールを弄ぶ。
「当たってるよ。」
ケイ「ふーん…ムカつく高木。久しぶりに会った俺を目の前にして、そいつの事を想ってるなんて。」
本心なのかどうなのか分かんない。
そんな事を言いながらも、面白そうに俺をじっと見てくる。
「…ケイだって、今は裕翔が大切だろ？…それと一緒だよ。」
ケイ「まあね。…てかさ、高木。その裕翔だけどさ。今のお前、昔の裕翔みたいだなって思う。」
また…
皆みんな、何でこうも意味の分からない事を俺に言ってくるんだろう。
.
ケイ「裕翔はね。俺と出会う前に大事な人を傷付けちゃったんだ。」
「…。」
俺、別に裕翔の話なんか聞きたくねーんだけど。
だけど…
ケイの言う通り、妙に今の俺と似てるんだ。
ケイ「裕翔、どうしようもないくらい大好きな人がいたんだって。」
「…へぇ…。」
ケイ「本当かどうかは知らないけどさ。そいつは裕翔から見たら、完璧だったらしよ。綺麗で優しくて、頭良くって…って、そんな奴いる？妄想じゃねーのかな。はははっ。」
ケイ…悔しいのかな。
笑いながら話してるけど、言葉の端々に毒がこもってる気がする。
ケイ「裕翔は年下だし、何か色々焦っちゃったんだって。何とか早く釣り合うようになりたいって。そんで…。」
ケイの話によれば。
背伸びして空回りして…結果、何もかもが上手くいかなくて暴走しちゃったらしい。
束縛したり、八つ当たりしたり…しばらくは黙って付き合っててくれたけど、それも時間の問題で。
ケイ「このまま一緒にいたら、2人ともダメになるからって、裕翔の前からいなくなったんだって。」
「…。」
まんま、俺じゃん。
今の俺だよ、その状態…。
そっか、光君…
俺の事を窘めようとしてたんだ。
.
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きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 完結までありがとうございました！そーなんですよ〜…入社してから何人も先輩を見送り、とうとう私も飛び出す事になりました（笑）まだ籍はあるので、あともうちょっとの我慢です♪やっぱ間が空いちゃうと上手にお話が進みませんね。反省(*_*; (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - あわあわあわ。お仕事お辞めになられたのね。ええーっと、おめでとう？なのかな？？で、いいのかな？？？お話はハピエンでよかったよぉ。やぶさん、よくみてる。。。 (2017年10月29日 21時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんお久しぶりです♪とうとう裕翔の目にもケイが人間に映るようになりました。やきもちケイにゃんぷんぷんです(-_-メ) (2017年9月22日 23時) (レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - ヨウコさん» お待たせしました〜！…と言いながら、裕翔ターン。ゆうやんはお休み中です(笑)人型ケイ再び。裕翔、混乱してます( ；´Д｀) (2017年9月22日 23時) (レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - きょんふぁちゃーん！おひさ。にゃーーっ？！なにごと？！ゆうとまでケイが人間に見えてきた？！ひゃーーわくわく。 (2017年9月22日 22時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんふぁ
| 作成日時：2017年2月26日 11時
