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side yuya
奥のソファに腰かけると、ケイは俺の隣に座るんじゃなくって…
ケイ「ふぃー…。ひっさし振りに来たら、俺のもん全部片付けられてんじゃんっ！光、冷たいなぁっ！」
パンツのポケットに手を突っ込み、猫背で店のあちこちをキョロキョロ観察し始めた。
そうだ。
ケイがここにいた時は、この奥の席の周りはこんなにスッキリしてなかったんだ。
大ちゃんが持って来たらしいキャットタワーやおもちゃは、そのまま裕翔が持ち帰ったらしいし、弁当に見えてたけど知念がいつも持って来てた猫缶の空き缶は最後の日に捨ててたし…それに、ビリビリに引っ掻き回された薮君の本も処分してたな。
ケイ「つまんね。裕翔んちの方が面白い。」
「…そりゃあ…。」
そうだよね、って言おうとしたら。
くるりと俺の方に向いたケイが手を伸ばして来て頭をホールド。
そのまま顔が近付いて…
ケイ「高木、会いたかったよ。」
そう言って、キスしてきた。
.
.
光君は俺にウーロン茶を持って来たら、すぐに裕翔の所に戻ってって何か話し込んでる。
さっき伊野尾君の事で意味不明な事言われた。
それが気になってはいるんだけど、割り込んで聞く訳にもいかず、それに…。
ケイ「ね。お前も俺に会いたかっただろ？」
「う。ま、まあね。」
ケイ「何だよそれ。お別れの日はこの世の終わりみたいな顔してたくせにさ。」
テーブルに腰かけ足を組んだケイが、さっきから俺をつついてくる。
「何かさ、急に大人になったってゆーか…前はもっと、ほら、何てゆーか…。」
無邪気でとにかく可愛かったんだけど。
何だろう、この…。
ケイ「はっ…。そりゃ俺も成長するって。もうお前と同じくらいじゃねーの？」
「そ、そっか。そーだよね。人間より成長早いもんね…。」
俺って変なんだろな。
やっぱりケイが伊野尾君に見える。
いや…
姿かたちは伊野尾君なんだけど、態度が大違いなんだよな。
ケイ「何モゴモゴ言ってんだよ。さっきからソワソワしやがって。せっかく会えたのにガッカリ。」
「や、そーじゃなくって…あの…。」
会いたかったよ、ケイ。
だけどね…ゴメン。
確かに俺、ソワソワしてるんだ。
伊野尾君の事が気になって…。
ケイ「…お前、大事な人と何かあったの？」
「えっ…。」
.
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きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 完結までありがとうございました！そーなんですよ〜…入社してから何人も先輩を見送り、とうとう私も飛び出す事になりました（笑）まだ籍はあるので、あともうちょっとの我慢です♪やっぱ間が空いちゃうと上手にお話が進みませんね。反省(*_*; (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - あわあわあわ。お仕事お辞めになられたのね。ええーっと、おめでとう？なのかな？？で、いいのかな？？？お話はハピエンでよかったよぉ。やぶさん、よくみてる。。。 (2017年10月29日 21時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんお久しぶりです♪とうとう裕翔の目にもケイが人間に映るようになりました。やきもちケイにゃんぷんぷんです(-_-メ) (2017年9月22日 23時) (レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - ヨウコさん» お待たせしました〜！…と言いながら、裕翔ターン。ゆうやんはお休み中です(笑)人型ケイ再び。裕翔、混乱してます( ；´Д｀) (2017年9月22日 23時) (レス) id: 45c4c6dbb0 (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - きょんふぁちゃーん！おひさ。にゃーーっ？！なにごと？！ゆうとまでケイが人間に見えてきた？！ひゃーーわくわく。 (2017年9月22日 22時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんふぁ
| 作成日時：2017年2月26日 11時
