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side ryosuke
いろんな想像をしたけど、Aの様子がおかしいのは、多分次の仕事の事。
自分で機嫌決めてアルバイトで生活してるとは言え、希望は正社員としてどこかで働く事。
落ち着かないのも分かる。
Aのお疲れモードは1日2日じゃ治まらなくて
忙しいのも相まって、しばらくは真っ直ぐ自分の部屋に帰って行く事にしてた。
その、何日か目。
早目に仕事が終わり、自分の部屋でソロ曲の細かい所を考えてる最中。
ピンポーン…
エントランスのインターホンが鳴った。
.
.
亜哉子「覚えてて良かった。それに、部屋にいてくれて。」
「…電話でもしてくれたら良かったのに。居なかったらどうするつもりだったの？」
亜哉子「どうしてたかな。そんな事、考えてなかった。」
驚いた…。
あの別れた日から、お互い一切の連絡をしてなかったのに。
いきなり部屋に来るなんて。
…ってゆーか覚えてたんだ、俺の部屋。
付き合ってた頃、会うのはほとんど亜哉子さんの部屋だった。
俺の部屋は一応教えてたけど、来たのはたった一回だけ。
仕事でこっちに来たついでらしいけど、何考えてんだろな…別れた男の部屋に来るなんて。
亜哉子「…涼介、新しい彼女出来たんだ？」
俺がそんな事思ってるなんて、亜哉子さんはどうでもいいだろな。
部屋に何となく増えたAの物に目を留め、そんな事を口にした。
お揃いのアニマル柄のスリッパや、ソファの上に転がしてる赤いクッション2つとか…さっきから気になってたんだろう。
亜哉子「うふふ…。どんな子？可愛い？」
「Aだよ。A。」
亜哉子「…え？」
「だから…今付き合ってんの、Aだって言ったの。」
何回も言わせんなよ、面倒くさい。
亜哉子「…。」
「…何？」
亜哉子「…そうなのねー…。うふふ。そうよね、仲良さそうだったもんね。」
一瞬の間…何？
変な顔してたけど、すぐに元通り。
亜哉子「涼介、ごめんね。いきなり来ちゃって。Aちゃんに怒られちゃうね。もう帰るわ。」
「…あ、そー…。」
もう何も無いって言ったって、確かに亜哉子さんを部屋に上げたのはマズかった。
だけど相手は亜哉子さんだ。
余計な波風立てるような事はしないだろう。
.
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あこ(プロフ) - 再開楽しみにしています！！！ (2018年2月8日 19時) (
レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あこさん» ありがとうございます( *´艸｀)更新止まってて申し訳ないです。一応続き書く予定にはしてますので再開したらよろしくお願いします☆ (2018年2月8日 16時) (レス) id: 782f9227dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - この作品大好きです！！続きとても気になります！ (2018年2月7日 23時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます(*´∀｀)滞ってますが、頑張ります！ (2017年12月20日 10時) (レス) id: fd52a08e50 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続き楽しみです！ (2017年12月18日 18時) (レス) id: 2009f0790d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんふぁ
| 作成日時：2017年11月20日 23時
