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どーした!?

ちょっと俯き気味でしおらしい事言っちゃって…。





「具合悪いの?」


涼介「…笑うな。」



バレた。

心配するような事言ってみたものの、言葉に笑いが混じっちゃった。






涼介「前はさ、勢いで謝ったけど…本当に悪かったって思ってる。」


「…涼介…。」




改まって言われると、どうしていいか分からなくなる。

一応、もう許してる訳だし…。


それに、この話を掘り下げちゃうと、色々不都合なんだよね。



亜哉子さんの名前、出ちゃいそうで…。







何て返せばいいのか分かんなくて黙り込んでたら、涼介が立ち上がった。

キッチンに行き、また冷蔵庫を開ける。




涼介「これらはまだ使うの先でもいいよな。」


こっちに振り返り、手に持ったジャガイモを見せる。



「いいけど…何?」


涼介「今度、一緒にポトフ作ろーぜ。」



…。


ポトフ。


一緒にって…何。







呆気に取られる私をよそに、涼介が帰り支度を始めた。



ニット帽を目深に被り、口までぐるぐるとマフラーを巻く。

メガネに、マスク。


一気に芸能人臭…。


さっきまでのエプロン姿との差が激しすぎる。







涼介「何見てんだよ。」


「…別に…。」


涼介「見とれてたってやつ?」


「もういいよ、それで。眠いし。」




元気だな、涼介。

こんな時間にウチに来て料理して、まだ全然眠そうじゃない。




涼介「適当なヤツ…。ごちそうさま。」


「どういたしまして。ピクルスありがとね。」


涼介「うん。忘れんなよ、今度はポトフな。」


「分かった分かった…もう遅いから、早く帰って寝てよ。」



このままじゃ玄関でいつまでも喋ってそう。

早く帰るように促すと、フンって鼻を鳴らしてドアを開けた。




涼介「…うっ…さっぶー…!」


「仕方ないじゃん、冬だもん。」


涼介「何それ、冷たい。」




…じゃあ、どうしろって?

泊まってったら?とか言えばいいの?



…。



いや、無理でしょ。




「頑張って帰ってね。おやすみ!」


涼介「…へーい…おやすみー…。」




尖らせた口。

不服です!って主張が激しく伝わって来た。








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あこ(プロフ) - 再開楽しみにしています!!! (2018年2月8日 19時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あこさん» ありがとうございます( *´艸`)更新止まってて申し訳ないです。一応続き書く予定にはしてますので再開したらよろしくお願いします☆ (2018年2月8日 16時) (レス) id: 782f9227dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - この作品大好きです!!続きとても気になります! (2018年2月7日 23時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます(*´∀`)滞ってますが、頑張ります! (2017年12月20日 10時) (レス) id: fd52a08e50 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続き楽しみです! (2017年12月18日 18時) (レス) id: 2009f0790d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょんふぁ | 作成日時:2017年11月20日 23時

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