子育て短編集【アイナナ】 (ページ8)

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ナギパパページ8

六弥ナノちゃん 3歳

オタクの子はオタクらしい。

ナギ「まじ☆こな最高で～～～す!!」

ナノ「最高で～す！ここなちゃん可愛い！」

ナギはペンライトを両手に、ナノは全身ピンクのコスプレで騒ぐ

ナノ「ぱぱ、まじこなステッキかして」

ナギ「OH……悲しいですがナノならいいでしょう」

そうして娘は完全なるここなちゃんコスプレに。

A「もー、何回同じの観るの」

ナチュラルにテレビを消そうとするとナチュラルに手を重ねられる

ナギ「No、ダメですよA」

ﾄｩﾝｸ………やだっイケメ＿＿＿＿＿＿＿

A「ダストボックスシューーーット!!」

ナギ「Noooooooo!! ここなグーッズ！」

ナノ「Noooooooo！」

ダメージを受けているのか、面白いだけなのかナノも頭を抱えて叫ぶ。

ナギ「Aは悪魔ですか!?ミツキも同じようにダストボックスしました…」

そうよ、その三月くんを真似したのよ。

ナノ「おっかたずけ～」

A「あらナノは偉いわ」

ナノ「ぱぱよりえらい？」

まじこなステッキ？をブンブン振り回してパパを指差すナノ。

そりゃあ＿＿＿

A「当然、ナノの方がえらいね」

ナギ「！！」

意外と負けず嫌いで、ナノの前では割と格好付けなナギ。

ナノと一緒にお片付けを始めた。

A「よし、よし」

ピンポン、と短くインターホンの音。

ただそれだけの事だけれども肩が震える。

最近、ナギ目当てのご近所さんが怖くて………

ナギ「A、大丈夫ですワタシが行きます」

A「ダメダメダメ、本人登場したら元も子もないでしょ………ナノ!?」

ちょっと目を離した隙に、玄関までダッシュするナノ。

A「あああああぁぁぁ…」
ナギ「OH No………」

すると玄関からギャッ！という叫び声。ナノの声ではない。

ナギ「OH！ミツキですね！」

三月「よ～っす、ナノちゃんはここなちゃんのコスプレか？いいなー、似合ってる」

三月くんに頭を撫でられるとキャッキャと喜ぶナノ。

実はここなちゃんと同じくらい三月くんが大好き。

A「いらっしゃい三月くん」

ナギ「ミツキ、ナノ！一緒にまじ☆こ」
ナノ「ミツキくん遊ぼ遊ぼ！」

三月「お、元気だな～いいぞ！何する？」

ナギ「Nooooooooooooooo!!!!!!」

A「うるさい」

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ナギさん、難しいです＼(＾o＾)／
ちなみにナノちゃんは美少女です(当たり前)

NEXT天パパ！