子育て短編集【アイナナ】 (ページ47)

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百瀬パパページ47

春原桜楽(さくら)くん 3歳
折笠幸雫(ゆきな)ちゃん 5歳

百「よーし、ユキん家いっくぞ～！」
桜楽「おー！」

夏に家族で海へ出かける時のように、ソワソワした様子で車に乗る。

桜楽「なーちゃんに会えるの～」

A「なーちゃん？」

百「あー…ユキの娘ちゃん？ゆきなちゃんの『な』だね！」

車で15分ほど。お話していたらあっという間にユキくんの家に着いた。

千「やあ。いらっ、ウッ………！」
百「ゆ～き～！」

ドスと鈍い音を響かせてユキくんに突進していくモモ。

桜楽「なーちゃぁああああん！」
幸雫「さくらうるさい…」

こちらも幸雫ちゃんに突進していく桜楽。

A「こ、こらこらモモも桜楽も！…ゆ、ユキくん大丈夫？」

千「う……モモ、いらっしゃ、い…」

百「うわっ、ユキごめん。死なないで～宇宙的損失だよ～!!」

原因はあなたですけど。

幸雫「さくら、遊ぼ」

桜楽「うん！何するなにする？積み木？」

2人してダダダー…とリビングに走っていく。早速ガチャガチャと、積み木の音がする。

百「ユキ、起きて～玄関で倒れてると風邪引いちゃうよ！」

A「いや、原因はモモだってば…」

千「いや、大丈夫だ。治った治った」

トップアイドルともなると回復力も大きいのかな…

百「オレたちは何する～？」

千「そうね。子どもたちのおままごとでも見ていようか」

桜楽「ちーがーう！積み木なのー！」

とかいいつつ何故かにんじんのオモチャを握りしめていた。

A「なんでにんじん？…幸雫ちゃんは大根？」

幸雫「モヤシはね、折り紙で作ったの」

ほら、とモヤシらしきものを差し出す幸雫ちゃん。

百「お肉のオモチャとかないの？野菜ばっかり…」

千「ほら、僕ベジタリアンだから」

「「なるほど」」

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モモちゃんの口調掴めないです(笑)

紗夜さん、ゆいさんからのリクエストでした。
リクエストありがとうございます！

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