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美羽「っしゃ〜！！講義終わったァァ！！」
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講義中もずっと惚気話を聞かされて(笑)
かと思えば時々、今日なに食べる？ってランチのことばっかり話して全然講義聞いてなかった美羽(笑)
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美羽「どこいく？どっか美味しいところ知らないの？」
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「このへんあるっけな〜。」
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ふと思い出した一つのカフェ。
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「おしゃれなカフェなら知ってるけど、行く？」
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美羽「行く！決まり！さぁ連れていって！」
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私が思い出したのは前に1度風磨と来たことのあるカフェ。
風磨がオススメだよって教えてくれたんだよね。
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「ここ。」
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大学から15分くらい歩いたところにあって、
人も少なくてちょうどいい。
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美羽「めっちゃオシャレじゃん！人少ないし！
なんでこんなとこ知ってるの？」
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「知り合いと1回だけ来たことあってさ(笑)」
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美羽「お、コレ？(笑)」
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なんて、親指を立てて合図するけど、
あんたそれ仕草古いよ…
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「だから彼氏とかいないってば(笑)」
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美羽「なんで作らないの？もったいないわ〜」
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席について料理が運ばれてきてもずっとこの調子で(笑)
私の恋バナを聞きたがる。
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美羽「じゃあ！どんな人がタイプなの！」
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タイプ…か…
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思い浮かぶのは一人しかいなくて。
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「そうだね〜、いつも頑張ってて周りがよく見れて笑顔が素敵な人…かな。」
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美羽「なんか意外なんだけど(笑)
もうちょっとなんか…」
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((ppppp...
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このタイミングでなる電話。
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誰よ。
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え。
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開いた画面には
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【着信･風磨】
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作者名：果音 | 作成日時：2016年6月19日 15時
