きっかけ ページ18
戸惑いから、膝を抱え…顔を膝に乗っけて下を向いたまま二宮さんの話を聞いた
こんな間近で顔を見てしまったら、さすがにドキドキしてしまうから…っていうか、もうすでに以前とは違う態度にドキドキしてる自分がいる…
＊
和「下向いたままでちゃんと話聞いてる？」
「…聞いてます…」
和「せっかく今日はいいことあったんだから楽しくしてて〜」
どうやらやりたかった映画の仕事が決まった…とかで上機嫌らしく、友達と飲んでからここに来たんだと話してくれた
和「そういえば…聞いてなかったけどさ、誰が一番好きなの？」
「え？」
思わず顔をあげるあたしに微笑む二宮さんにドキッとする
和「俺らのファンなんでしょ？んで誰？一番は」
「あ…えっと…櫻井さん…です」
和「へ〜なんか…定番なとこいったね。何？顔？顔がいから選んだ？」
「…違います…」
和「んじゃなに？」
「…」
和「言ってよ、別に今日の俺は機嫌がいいから怒らないし？」
そう言ってグラスの中の氷をカランと音を立てながらぐるぐる回すその仕草に思わず見惚れる
「詩…かな…」
和「詩？」
「えっと…元々は…皆さんの顔知らずにいて…たまたま友達から聴かされた曲に励まされて…それから色々聴くうちに…櫻井く…櫻井さんの詩に心奪われた…といいますか…」
和「へ〜」
本人目の前にして大好きな人たちの話をするのはとてつもなく恥ずかしい
あ…
「あ…あと…二宮さんの曲も好きです…」
和「付け加えかよ(笑)」
プって笑う二宮さんに思わずつられてあたしも「ふ…」って笑う
和「なんだ…少しは笑えんだ？」
「え？」
和「今…笑ったでしょ？」
「え…」
目が笑ってないって言った二宮さんが…今度は笑ってるって言った…
…
二宮さんの言う笑うってどんいうことなんだろう…
二宮さんには…あたしはどんな風に映ってるんですか？
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マヤ(プロフ) - はい！頑張ってください! (2014年9月18日 0時) (
レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - マヤさん» マヤさん！コメントありがとうございます(*^_^*)
頑張りますo(^-^)o (2014年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: b3d64df613 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - すっごく面白いです！完結させて下さい！応援してます！！ (2014年9月17日 20時) (レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2014年8月26日 5時
