5日で恋したあなたへ☆O.satoshi (ページ45)

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コンビニページ45

駅前のコンビニに寄ってからバスに乗ろうと立ち寄ったそこで、あたしは品出しをしてるその子にバッタリと会ってしまった

山岡くん

そっか…ここでバイトしてるんだ

ごだい「あれ…？先生」

「あ… 山岡くん…ここでバイトしてたんだね」

ごだい「あ、うん。部活あんまいけなくてすいません」

「ううん…大丈夫よ？あ…」

ごだい「あ、すんません」

「いらっしゃいませ」って言って、レジへと走る山岡くん

本当…しっかりしてると思う

ごだい「先生、結構お酒飲むんですね(笑)」

「あ…まぁね//」

2本のお酒の缶をピッピッと打ち込んで、袋に詰めながら山岡くんはあたしに笑いかける

高校生になってすぐだとしても、まだ2か月くらいだろうに…

手際がいいんだな

ごだい「ありがとうございました」

「あ、もうすぐテストだし、バイトもほどほどにね？」

ごだい「……はい」

あ…そうだった

この子は家庭の事情があってバイトを…

ごだい「先生は酒をほどほどにね～(笑)」

しまった！って思った時にはもう目の前の子は笑ってて、「バイバイ」なんて軽く手を振って、次のお客さんへと視線を向けた

最低だったかも…

何にも考えずについ先生をしてしまった

一瞬あの子が黙っちゃうわけだよね…

はぁ…だなんて思わず溜息を漏らしながら…

バスの停留所へと向かった