5日で恋したあなたへ☆O.satoshi (ページ28)

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担当ページ28

週が明けて、何にも変わらないまま日常がスタートする

土曜日の事だって、結局大したことじゃなくて、当たり前のように大野先生に普通に対応される

だけどどこか避けられてるように感じちゃうのは…あたしの身勝手

ああやって考えてしまった、あたしの身勝手さだ

＊

智「えー、ではこのメンバーの皆さんは、1年間よろしくお願いします」

生徒「はーい」

今日のホームルームでは、年間の行事の担当生徒を決めた

関さんは…文化祭担当に手を挙げてたっけ

教師側の文化祭担当は…大野先生だ

やっぱり…特別なところで繋がってるんだと思う

じゃないとそこまで一緒になることはないと思うから

智「Aちゃんは体育祭だっけ？」

「あ、はい」

生徒がいるからと、こそこそと名前で呼ばれての会話

それが妙にくすぐったく感じるのは…

関さんの視線を、大野先生の先から感じるから

悪いような…だけどちょっとした優越感

20個近くも離れた子に何を思ってるんだか…

智「相葉ちゃんと一緒だね」

「ですね」

智「きっと楽しくなるよ。今から楽しみだね？」

「…はい」

どうせなら大野先生と一緒が良かった…って言ったら、本当にどうしようもなく付き合ってもないのに重い女になるな

関「大野先生！！文化祭担当ですよね？一緒だ♡」

智「よく知ってるね」

関「えへ♡一緒に思い出作ろうね！！」

だけど、わざとらしく先生の腕に絡むその子を見てると、どうしようもない女になり下がりそうだよ