花火大会5 ページ22
「あ！見てみて！かき氷食べてる！失敗した〜買えばよかったー！」
潤「買ってこようか？」
「う、ううん！いいの、いいの！」
潤「何味？すごそこにあったはずだから待ってな」
「えっ、でも」
潤「いいから。ほらっ…イチゴ？」
「…メロンがいい」
潤「わかった(笑)待ってな」
「ありがとう！」
爽やかな笑顔で手を振ると、人混みに消えて行った潤くん
…和なら絶対行かないだろうな
「あとで食えばいーじゃん」とか言いそう
それで帰りになったら、「そんなものその辺の店で食えるって」って言って…
それで…
それで…
…
…
「はぁ…」
普段から会えてるくせに、やっぱり考える和のこと
それはきっと、最近あの子が…るりちゃんが和と会ってるって連絡をくれるから
パンッパンッパンッ
まるで、落ち込むな…とでも言いたげに花火大会の始まる合図が脳内に響き渡る
辺りがざわざわとしだして、急ぎ足であたし達が予定してた会場に近い方へと向かう人
慌てて座り出す人やなんかがいる
潤くん…まだかな
チラッと後ろをみて見たけど見当たらなくて、きっとあたしの為に並んでくれてるんだろうなぁって思った
ひゅ〜〜〜〜〜…ドッカーン！
「っ！」
そして花火大会が始まった
まずは一発
まだ少しだけ明るい夜空に大きな花が咲いて、思わず息をのむ
それから二発、三発と続く花火
それをただ…一人で眺めてた
「ひゃっ！？冷たっ！」
そしたらいきなりほっぺたに冷たい感覚が発生して、思わず思いっきり振り返ると、そこにはかき氷を手にした潤くんがいた
「あっ！ありがとう！」
潤「どういたしまして〜」
「ごめんね」
潤「だからいいんだって」
「…あれ？潤くんは買わなかったの？」
潤「あー、俺は大丈夫」
「そっか。なのにごめん…」
潤「いいから…っほら！来た！」
そう言って、花火が上がる方へと視線をやるから、あたしも同じ方向へと視線を向けた
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さくらさく(プロフ) - オレンジさん» 器の広さに惹かれましたね（笑）確かに幸せになってほしいですよねー。そこも頑張ろうかな？（笑） (2018年9月30日 10時) (
レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 潤くんの器の広さ……！主人公ちゃんは和とくっついてほしいけど、潤くんに不幸にはなってほしくない〜！8度目の移行ですね。おめでとうございます！ゆっくりでいいので、更新頑張ってくださいね！ (2018年9月21日 22時) (レス) id: 7be22bc3d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - 結絆さん» ふふふふふ〜(￣▽￣)お楽しみに〜 (2018年9月21日 7時) (レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - オレンジさん» 進展につながるはず…です！（笑）どんどん進んで行きますよー！！ (2018年9月21日 7時) (レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
結絆(プロフ) - 潤く〜ん、彼氏だって〜！( -∀・)ｿｺｼﾞｬﾅｲ忠告…ちょ〜意味深！これはこれからの展開に繋がる予感( ・`д・´)フフ、楽しみ♪さて、では呟きましょ。しっかり決める所は決めて、ほどよくﾎﾝﾄﾊﾔﾊﾞｲﾎﾄﾞ可愛いに毎日ドキュン。お母さんﾘｬｸありがとう！ (2018年9月10日 21時) (レス) id: 2a8c842ae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2018年6月4日 0時
