＃100 どんだけ ページ5
ーside shoー
雅「あれ？翔ちゃん飴食べてる？」
翔「ん？うん」
雅「めっずらしー」
翔「まぁな」
楽屋で、もらった飴を口に放り込んだ
そのまま、スタジオへと入ってくる
もらったのがハッカ味だったし、すっきりさせんのに丁度いいって思ったから
だけど普段食べるのはガムだ
それに気が付いたのが相葉くん
ま、隣にいたんだし、“カラン”って音がしたから仕方ないか
雅「俺も食べたいかも？それどこにあった？」
翔「あー…」
雅「前室？」
翔「いや…あの…」
雅「マネージャー？まだ持ってっかな？」
翔「じゃなくて…」
雅「ん？」
翔「もらいもん」
雅「誰に？」
翔「友田さん…」
雅「あ、そうなの？へ〜。まだあるかな〜？後で聞いてみようかな」
翔「…うん…」
相葉くんがキョロキョロと友田さんを捜しにかかるけど、そろそろスタンバイだから、もうそこにはいない
そんな相葉くんに気がついたニノが、「何？」なんて問いかけてくる
和「翔ちゃんも結構仲いいんだ？」
翔「うーん…そういうわけじゃねーけど…詫びみたいなもんよ」
和「は？」
雅「詫び？」
翔「そ。なんかさ？俺らには興味ね〜んだ〜みたいなこと言いかけて(笑)」
雅「え！マジ！？」
翔「そ(笑)そう言いかけた？ってほぼ言っちゃったからね〜。の詫びみたい(苦笑)」
和「…それ…俺も言われた」
翔「…マジ？(笑)」
和「マジ(笑)」
彼女はどんだけ俺らが苦手なんだろうな？
そもそも関わるつもりもないのだろうか
同じ現場で仕事してるのにって…
残念で仕方がないって思うよ
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2016年8月16日 0時
