＃122 誰だって ページ28
ーside junー
あの子のことを…少しづつ知っていく俺たち
きっと…みんながみんな想うことは一つだと思う
“守らなきゃ”
って…
きっかけはたまたまリーダーかもだけど、誰だってもしこうやって知ることになったら、こうやってメンバーに伝えてたと思う
智「俺…もっとしょっちゅう美術んとこいこ」
和「俺結構あの子と仲のいいたまちゃんとも話すから、ちまちま見守れるようにしてみんよ」
智「ん。ありがと」
翔「俺はー…ま〜とりあえずもう少し仲良くなれるようにしてみるかな(笑)」
雅「だね(笑)」
飯野さんみたく…いつだって守れるナイトにはなれね〜けど
誰だって、弱ってる人を守るってことに…少なからず気分はナイトになんだ
そう…誰だって
雅「あー！もう！」
和「何(笑)」
雅「なんかすっげ〜むかつかない？」
翔「…ま、わからなくもね〜わな」
和「なんであの子、そんなんなの？」
智「…んー…そこは飯野さん教えてくれんかったんよ」
雅「そこ結構大事な部分なのに〜」
潤「ま〜とりあえず…」
智「うん」
雅「なるべくAちゃんを見守ろうか」
＊
かくして…
俺らのナイト気分がスタートした
と同時に…
ドラマのクランクインが迫っていた
年末の忙しさに加えて、やっぱちょっとスタジオ内にいるときには目を配るようになってた
だけど、ロケの多いドラマ
もしかしたらそんなに気を配れないと思うと…
そこは盲点だったって思った
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2016年8月16日 0時
