＃121 みんなで ページ27
ーside masakiー
リーダーの話がすっげ〜衝撃的で…
何をどうしたらいのかわかんなかった
俺らに出来ることなんてあるのかな？
いつだって傍にいられるわけじゃない
いつだって助けてるのは…飯野さん
…
…
あぁ…だからだ
『これでも必死にあいつ守ってんの』
あの時の…廊下で目撃した後の飯野さんの言葉が頭を過った
Aちゃんが今聞いたように…男に襲われないように…何かされないように必死に守ってたってことだ
雅「俺…さ？前に聞いたんだ」
和「何？」
雅「Aちゃんが…その…やりまん？みたいだ〜ってこと」
潤「…で？」
雅「こわっ…。いや、でさ？その真相？つ〜か…飯野さんにちょっと確認したらさ？嘘だからって」
翔「嘘…」
智「…だと思う」
雅「うん。噂は噂だからって」
智「…Aちゃん震えてた。すっげ〜怖そうにしてた。…そんな噂たつ子が、やりまんとか…ないって」
和「だよな。俺もそう思う」
雅「うん」
みんなで一斉にちょっとクスって笑い合って…
それはあの子の顔が浮かんだからだと思う
遊んでるようには見えなくても…
若干派手目な顔はしてんのに、男が苦手なんだからみんなそりゃ〜びっくりだよね
和「で？」
智「え？」
和「どうやって守んのよ」
智「ん…それだけど…」
潤「お。なんかあんの？」
翔「さすが智くん」
智「…いや…なんも考えてね〜」
そうリーダーが言うと、みんな一斉に「なんだよ〜！」って突っ込んだ
雅「ん〜。とりあえず…目を配るとか…仲のいいスタッフがいたら、Aちゃんのこと伝えるとか？」
翔「でもあんま色々は伝えないほうがいいっしょ」
和「だね」
潤「とりあえず俺年末からドラマ入るから…色々見ていくよ」
智「…あんがと」
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2016年8月16日 0時
