33歳生誕記念！おまけ更新！笑顔でいるということ８☆N.kazunari (ページ36)

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実感ページ36

雅「Aちゃーん！！」

「相葉さん！」

和と待ち合わせたお店

そこで待っててくれたのが相葉さんだった

どうしても2人きりで外出するのはあたしがいやで…

和がどんなに大丈夫だって言ってもそれは断り続けたら

和「相葉さん呼ぶ。あと矢野くんも…なんか謝りたいんだと」

そう言うから、仕方なしに出てきたんだよね

「あ…」

部屋に入るとそこには矢野さんが

矢野「Aさん…っ」

ちょっとだけ目をうるうるさせて、矢野さんが頭を下げた

「え…？ど、どうしたんですか？あのっ」

矢野「すいませんでした！」

「…えっと…え？」

矢野「僕が…僕が余計なことしたばっかりに…二宮さんとAさんが…」

「あ、あの！もういいんですホントに…気にしないでください」

和「いや、A怒っていいぜ？こいつのせいでさ～」

矢野「ううう…二宮さ～ん」

「も～！和！」

雅「ニノ！もういじめるなって」

和「たくっ！わーってるよ！」

「ね？もう本当に大丈夫ですから」

矢野「うう…Aさんやっぱ優しいっす」

そんな風にして会いたかった人に再会できれば、なんだか本当に前のままみたいで嬉しい

矢野「はぁ…もう本当に良かった。あの時の二宮さんってば本当に大変だったんですから」

雅「だね～」

「…え…？大変ってどんなふうに…」

和「うるせーよ！黙れや！」

「え？聞きたい聞きたい！…んっ！」

前のめりになったあたしの口を、横から掌を伸ばしてきた和が押さえつけるもんだから、何も言えなくなっちゃう

そんなあたしを見て目の前の2人がｸｽｸｽと笑ってくれて…

本当に…戻れたんだって…また…実感した