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A Side
その後、太宰さんはちゃんと謝りにきてくれた
だが……………
中也、手前ェは謝りにもこなかったなァ。中原、私はお前を許さん
そして、芥川さんの話によると 今から潜書をするらしい。
芥川「もし、帰ってくるのが遅いと感じたら、其処の超速機を使って」
A『は、はい』
芥川「じゃあ、行ってくるよ」
そう言うと、芥川さんは本の中へと吸い込まれていった
A『早速、使っちゃおう!』
グルグルと針をススめた
なんということでしょう(棒
あっという間に目の前に芥川さんが居るではないか!
芥川「 A さん、彼……いや、彼女は本当に女性なのかい?」
???「ん〜、此処は随分と変わったところですね〜」
辻乘「私は、辻乘 遥。こっちでも宜しく。」
A『辻乘…さん?って一人称「私」だし…なんせ、容姿がもう……語ってますよ』
芥川「滅多に見かけないね…女性は彼女が初めてだよ」
辻乘「?」
すると、芥川さんは辻乘さんの両肩に手をのせ
芥川「遥、僕が誰だか覚えているかい?……」
真剣な瞳で、辻乘さんを見つめた
ハッと、辻乘さんは驚いた
辻乘「その呼び方………真逆、龍之介!?」
芥川「そうだよ。久しぶりだね……遥、君にまた会えて僕は嬉しいよ」
え?これ、完全に私空気ダヨネ?
二人だけの空間で、私は蚊帳の外なんですか!?
A『あの〜……感動の再会のところ悪いのですが………芥川さん、次の仕事……』
芥川「今日は、これで仕事は全て終わったから、ゆったりと過ごすよ。それに、遥も転生してきたから色々とお話しも したいし」
芥川「それじゃあ、行こっか」
辻乘「おう!」
私はただ、遠ざかる二人の背中を見送ることしかできなかった……
まるで……父と娘の様だ
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いちご牛乳二世 - いえいえ、ここまで続けられたのもハイドさんやミレーさん、りんさん、等の皆様のおかげです!ありがとうございます! (2020年4月18日 15時) (レス) id: a4dbc11bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 続編おめでとうございます! (2020年4月18日 11時) (レス) id: 939615412e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Strawberry tarte x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/91a0cd23331/
作成日時:2020年4月17日 15時