年下の仔犬 (ページ25)

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目が覚めると、もう朝日が登っていた

カーテンの隙間から明るい日差しが入り込んでいる

「あぁ、寝すぎたかも…」

ベッド脇に置かれたデジタル時計を見ると

７:４５

何だ、そんなに寝てないじゃん

…でももう目が冴えてしまった

リビングに戻ると、ミンソク君も雑魚寝してた

…申し訳ない

「あの、」

「っ！」

「どちら様ですか？」

「あ、18階に住んでるキム Aといいます」

目の前にいたのは、昨日寝てた2人

スポーツウェアを着てるけど…今から運動？

ていうか、すごい怪しんでる…

「今、何で部屋から出てきたんですか」

「あ、えっと…ミンソク君がベッド貸してくれて」

「ミンソギヒョンが…？」

何が何だかって感じの2人に事情を説明する

「なんだ、そういう事だったんだ！」

「そうだったんですね」

「ごめんなさい、朝起きたら家に知らない人がいるなんて驚きますよね」

「や、こちらこそすみません」

「皆が帰さなかったって事はそういう人なんだね」

「え？」

この人もミンソク君もよく分からない言い方をするんだな…

2人も自己紹介をしてくれて、何とかその場は収まった

イーシン君は中国から来たらしい…

それより歯磨きしたいな…お風呂にも入りたい

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