年下の仔犬 (ページ23)

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皆とそれなりに打ち解けて、そのまま飲んで…

気付けば時刻はもう 4：15

皆はもう寝てしまった

起きているのは私とミンソク君だけ

「ミンソク君、お酒強いの？」

「や、普通かな…今日はそんな飲んでないし」

「そうなんだ………皆、寝方に個性が出てるね(笑)」

チャニョル君はソファを占領するセフン君に覆いかぶさってるし

何かギョンス君は無駄に姿勢いいし、仔犬はジョンデ君の膝枕で寝てる

ジュンミョン君…眉間にシワよってる(笑)

「コーヒー飲む？」

「あ、いいの？」

「ブラックで大丈夫？」

「うん、ありがと」

「いいえ」

皆が寝てる所から少し離れた、ダイニングのイスに座って2人でコーヒーを啜る

………うまい

「2人に誘われてさ、何で来ようと思ったの？」

「え？」

「だって、ほとんど関わりのない人の家だよ？」

「まぁ、言われてみれば確かに…」

「危ないでしょ、女の子なんだから」

…なんか……

…ズキュンときた…

「俺達じゃなかったらどうなってたか分かんないよ」

「そうだよね…正論です」

「まあでも結果的に俺達だったからいいけど。逆にこっちもAちゃんじゃなかったら帰してたと思う」

「…アイドルだもんね」

「それもあるけど(笑)」

「え？」

「ん？」

ん？と言ったミンソク君の顔がとてつもなく可愛い

これほんとに同い歳か？

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