カフェ ページ11
昨夜は野口英世さんを大量にゲットした理音くんでーす。
今何してるかって？
聞いて驚け！
実は今昨日のマネージャーさんとお茶してる！
公園でマジックをしてたとき腹へったな〜って時計見たらお昼でさ、どうしようか迷ってたらマネージャーさんが歩いてたから、
「やっほー！マネージャーさん昨日ぶり〜。
突然だけど……奢って下さい！！」
って土下座したら快くカフェに連れてってくれた。
ここのサンドイッチマジ美味い。
しかもデザートもどうぞだって。優しすぎだろ。
「マネージャーさんは名前なに？
俺ねー、響可瀬理音っていうんだー。」
素敵な名前でしょ？
俺結構好きなんだよね、『響可瀬』も『理音』も。
そう言って笑うとマネージャーさんは柔らかく微笑んで「はい！」って元気に答えてくれた。
この子は誰にでも好かれるな。うん。俺は確信したぞ。
「小鳥遊紡です！
昨日はありがとうございました。」
「俺もありがと〜」
つむちゃん。
その笑顔は月を輝かせる太陽のようだ。
キラキラ輝いて、でも決して自分が前に出ることはない。
「つむちゃん、よく見ててね」
＿＿＿one
＿＿＿two
＿＿＿three
「じゃん！」
「わぁ！凄い！」
マジックで出した一輪のスミレの花をつむちゃんに渡す。
可愛い、どうやったんですか！？、等と興味津々なつむちゃんを見ながら席を立った。
「それお礼ね。」
バイバーイ！と手を振って店から出る。
次は何をあげようか？
＿＿＿＿＿＿＿＿
「あれマネージャーその花どうしたの？」
「陸さん！」
「スミレ、ですか。貴女にピッタリですね」
「どういう意味？」
「スミレの花言葉には『謙虚』や『誠実』、『小さな幸せ』というものがありますからね。」
「そうなんですね！初めて知りました！」
「それで、それは自分で採ってきたんですか？それともまた八乙女さんですか？」
「え……っと、貰ったんです。楽さんじゃないですよ！」
「では誰から？」
「……秘密です、」
「ええー！教えてよマネージャー！！」
えへへ、と照れながら笑う紡は胸の前で一輪のスミレを大事そうに持つ。
いまだに騒いでいる陸を宥めながら近くにあったコップに水を淹れその中にスミレをいれる。
「(押し花にしようかな)」
「一織！マネージャーが凄く嬉しそうなんだけど！」
「かわっ……ん"ン！！スミレが好きなんじゃないですか？」
「そうなの？」
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聖泉 - おもしろいです！更新、頑張ってください(^^)楽しみにしています！ (2017年2月3日 19時) (
レス) id: b0c24886c2 (このIDを非表示/違反報告)
うさP - 続きめっちゃ楽しみにしてます( ＾ω＾ ) (2016年12月5日 22時) (レス) id: 8820cb6c20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春風 | 作成日時：2016年10月7日 17時
