１１ ページ12
.
試合開始のホイッスルが鳴る。
雷門のキックオフで染岡くんがボールを持つもカットされてしまう。
激しいボールの取り合い。
でも皆が宇宙人の動きに対応できている。
風丸くんが疾風ダッシュで抜き、染岡くんのドラゴンクラッシュはキーパーに止められてしまう。
どれだけ攻められても吹雪くんのアイスグランドでボールを奪う。
しかしセンターラインの手前からレーゼがアストロブレイクを放ち、点が入ってしまう。
ここで前半が終了。
吉「吹雪くん、後半はシュートを解禁よ。フォワードに上がりなさい。点を取りにいくわ」
栗「でも、ディフェンスはどうするでやんスか？」
鬼「心配するな、俺達は敵についていけている」
円堂くんももう大丈夫です、と続ける。
監督の本当の意図を理解し、チームの士気が上がる。
後半が始まってすぐ、吹雪くんがボールを奪う。
シュートを打つも止められる。
やっぱり、個人プレーが目立つなあ。
今までは1人で勝てたかもしれないけれど、宇宙人には勝てないんだよ。
一ノ瀬くんが癖を読み解き、新必殺技フレイムダンスでボールを奪った。
ボールを奪われるも再び一ノ瀬くんがボールを奪い、吹雪くんから染岡くんへパスが繋がる。
染岡くんが新しいシュートで同点に。
その必殺技は例によって目金くんにワイバーンクラッシュと名付けられた。
そして円堂くんが怒りに満ちたレーゼから放たれたシュートを止め、一気に攻め上がる雷門。
ボールは染岡くんから吹雪くんへ。
そして吹雪くんのエターナルブリザードで追加点。
あの二人、少しは仲良くなったかな。
そして試合終了。
雷門はジェミニストームに勝利した。
皆が喜んでいる中、私は宇宙人に目を向ける。
膝をつき、何かを呟いている。
レ「お前達は何も分かっていない…あのお方の恐ろしさを…」
『ジェミニストームが、セカンドランク…？』
＿無様だぞ！レーゼ！
声の方を振り向くと黒いサッカーボールから人が。
「覚悟はできているんだろうな。お前達を追放する」
デザーム様と呼ばれた男はジェミニストームに向かってボールを蹴ると、ジェミニストームは姿を消した。
「我々はエイリア学園ファーストランクチーム、イプシロン！地球の民たちよ、やがてエイリア学園の真の力を思い知るだろう」
エイリア学園との戦いは、まだ終わっていない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおらん(プロフ) - 凄くいいです!!無印大好きなので続きとても気になります!!更新頑張ってください!! (2022年11月30日 16時) (
レス) @page19 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - 私も無印大好きです！更新頑張ってください！ (2019年12月21日 20時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水月 | 作成日時：2019年4月2日 21時
