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次の日、ジニはバイトがあるのでウルだけを連れて音楽研究部へ。
ちなみに未だに初々しいカップルなウルとナムジュン。
実はウルも部活を見に行くのは初めてらしい。
「なんか緊張するね〜〜」
「ね…」
ドキドキしながら、いつもみんなが練習している空き教室へ。
ドアを開けるとさっそくボイスパーカッションが聞こえて、それに合わせて懐かしい声が聞こえた。
ホソクのボイスパーカッションに、ユンギさんが合わせてラップをしていたのだ。
「わ、ユンギさんカッコいいね〜」
「うん…」
久しぶりに会った。
久しぶりに声を聞いた。
じんわりと懐かしさが胸にしみる。
「ぬー、な」
「わっ！！ジョングクくん！？」
いきなり彼に後ろから首を触られて、自分でも驚くほど大きい声が出る。
「お、ウル！…と、なんだAか」
私の声でナムジュンがパッと振り返り、それにつられてユンギさんもホソクもこっちを見た。
「ヌナ、来てくれたんですね」
するりと私の目の前に来て、顔を覗き込んでくるジョングクくん。
「うん、来た…」
「ありがとうございます」
うわ、また笑顔が眩しい…！！
「A、」
「…ユンギさん！」
ちょっと離れた所から、ユンギさんがそっと名前を呼ぶ。
パッと顔を上げると目があった。
「久しぶりじゃん」
「はい！お元気でしたか？」
「当たり前だろ」
そう言ってユンギさんはVサイン。
「よかった…」
「ヌナ〜」
「あ、ジョングクくん」
ムスッとした顔。
嫉妬したのかな？
なんとも可愛い。
「これからグクが歌うよA！」
ぴょんぴょん飛び跳ねながらそう言ったホソクが近づくと、そっとジョングクくんは私を背後に隠した。
「ええっ！そうなの？！楽しみ！」
振り返り、一度ニコリと笑ったジョングクくんはユンギさんからマイクを受け取った。
「ヒョン、ピアノで伴奏お願いしてもいいですか？アカペラはちょっと緊張します…」
「うん」
「えっ、ユンギさんピアノ弾けるんですか？」
「…いまさらかよ」
ユンギさんが苦笑いしながらも、よいしょ、とピアノの前に座った。
ジョングクくんも気になるけど、ユンギさんのピアノ。
どちらも聞いたことない。
「…じゃ、歌います」
「…はい」
私以外のホソク、ナムジュン、ウルもジョングクくんの方を向いてゴクリと息を飲んだ。
「________…」
とても綺麗な歌声だった。
ユンギさんのピアノの音色に合う、とても透き通った声。
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ソラン(プロフ) - kuniさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでもらえて光栄です^o^こちらこそ、ありがとうございました！ (2018年9月3日 23時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
kuni(プロフ) - 感動とドキドキをありがとうございました☆ (2018年9月3日 18時) (レス) id: 55aa09b952 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - まななさん» コメントありがとうございます^ ^最後まで読んでもらえて嬉しいです！これからも頑張ります〜！ (2018年8月31日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
まなな - すごく感動しました！！ずっと、ドキドキもしてました笑いいトーリーですね！これからも頑張ってください！ﾌｧｲﾃｨﾝ！ (2018年2月18日 21時) (レス) id: edb3cec0d0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - てぃもさん» コメントありがとうございます！読み返してもらえるなんて感激です！！ (2018年1月3日 15時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年4月9日 1時
