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どうしよう。
どうすることもできないけど、どうしよう。
頭の中はぐるぐると混乱中。
「てか、ジョングガ、Aが家庭教師ってまじ？」
それを言い出したのはジミンだった。
だから、聞いちゃいけないって分かってたけど、私はその場でしゃがみこんだ。
「そうですけど」
「まじか」
ジミンの笑う声。
「えぇー！Aってあの？あのAヌナ？ジミンの誕生日にクマのぬいぐるみプレゼントしたAヌナ？」
え、テヒョン。
なんでそれ知ってるの…。
「そうなんですか？ヒョン」
「あ、うん。私だと思って大切にしてねーって。まじでAってイタイって言うかさー」
ジミンの言葉にカッと顔が熱くなった。
酷いよ。
そんな風に思ってたの？
ジミンが私に会えない時は寂しいって言うから、プレゼントしたのに。
その時はめちゃくちゃ喜んでたくせに。
いっつもそのクマのぬいぐるみと寝てたくせに。
怒りの感情と悲しみの感情と、それをジョングクくんに言っているんだと思うと恥ずかしくて死にそうだった。
涙が自然と出てくる。
悔しいけど止まらない。
なんでジミンのために泣かなきゃいけないんだ。
「Aって変な所でガンコだし、ちょっと変だし。あれ天然ぶってると思うよ完全に」
「またジミナその話ー？別れて何年経っててもAの話するよねー」
「そ、そんなことないけど！ただあいつの話はネタになるから」
本当に最低。
今すぐ扉を開いてジミンに殴りかかりたい。
拳をぎゅっと握りしめて耐える。
涙はさっきよりも量を増してボロボロと流れる。
やっぱり私、馬鹿にされてたんだ。
ジミンの友達ならみんな私の話を聞いたことがあるってことだよね？
しかも笑い話として。
覚悟してたけど、ずっとそうかもしれないって思ってたけど。
こうして現実で聞くのはちょっとキツい。
しかも相手はジョングクくん。
どうしよう。
気持ち悪いって、思うかな。
私のこと、どう思うかな？
嫌いになっちゃうのかな…。
「あはは、ヒョン」
ジョングクくんが笑ってる。
ああ、やっぱり、笑うんだ。
そうだよね…。
「ヒョンって馬鹿ですね。Aヌナのこと、何にも分かってないんだ」
その声は、怒りに満ちているようだった。
低くて、責めるような声。
「なんでヒョン、ヌナと付き合ってたの？ヌナの魅力なんにも分かってないくせに…！」
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ソラン(プロフ) - kuniさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでもらえて光栄です^o^こちらこそ、ありがとうございました！ (2018年9月3日 23時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
kuni(プロフ) - 感動とドキドキをありがとうございました☆ (2018年9月3日 18時) (レス) id: 55aa09b952 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - まななさん» コメントありがとうございます^ ^最後まで読んでもらえて嬉しいです！これからも頑張ります〜！ (2018年8月31日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
まなな - すごく感動しました！！ずっと、ドキドキもしてました笑いいトーリーですね！これからも頑張ってください！ﾌｧｲﾃｨﾝ！ (2018年2月18日 21時) (レス) id: edb3cec0d0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - てぃもさん» コメントありがとうございます！読み返してもらえるなんて感激です！！ (2018年1月3日 15時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年4月9日 1時
