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それからユンギさんとお別れ会と称していつもの食堂でランチをした。
私がコーヒー牛乳が好きって、覚えていてくれたらしい。
知らぬ間に私のトレーの上にコーヒー牛乳が置かれていた時はじんわり涙がにじんだ。
「それで、おまえの好きになった男って？俺の知ってる人？」
「えっ、と…」
「家庭教師してるとこの？イケメン？」
「…」
「そいつか」
ユンギさんは自分の頼んだポテトを片手にニヤリと笑う。
「なんかえろいよな、家庭教師って」
「ユンギさん！！」
「怒るなよ」
確かに私たちは一線を超えてしまったけど…。
でもそんな！
と、否定しようとしたけれど私とジョングクくんって確かに純愛ラブロマスンスの様な恋愛はしていない。
「そんなにイケメンなの？」
「顔はもちろん好きです…。でも最初は好きじゃなかったし、徐々にです。会うたびに意識しちゃうし、ジョングクくんが笑った顔が可愛くて」
「のろけんな」
「ごめんなさい…」
やっぱり私ってジョングクくんの顔で好きになったのかな…。
そうだとしたら私って相当な面食い？
ユンギさんが買ってくれたコーヒー牛乳を一口飲む。
大好きな味が口いっぱいに広がった。
「そのジョングクと付き合うの？」
「いえ…。ジョングクくんには彼女がいるから」
「はぁ？」
「片思い、のような、、」
うーーーん。
わからない。
なんでジョングクくんは私を好きだと言ってくれたのに、付き合ってはくれないんだろう？
やっぱりそういう最低な子なんだろうか？
それでもいい。
ジョングクくんに愛してもらえるならそれでも良いと思ったんだ。
だからユンギさんと別れる。
ジョングクくんの一番じゃなくても良い。
遊びでも良いから、
そばにいたい。
私が全部ジョングクくんいっぱいになったら、ジョングクくんは私と付き合ってくれるんだろうか？
「まあ頑張れよ。今の彼女から奪ってやれ」
「そんな奪うなんて…」
「一生片思い？」
「それは、嫌ですけど」
「なら頑張れ」
「…はい」
ユンギさんは私を応援してくれた。
私のことを嫌いになると思ったのに、今でもこんなに優しくしてくれる。
ナムジュンやホソクがべたべたと彼に懐く理由が分かった気がした。
「ユンギさん、本当にごめんなさい…」
「どうした突然」
「こんな形で、別れることになってしまって」
「もう気にすんな」
優しく撫でられた頭。
やっぱりユンギさんは素敵な人だ。
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ソラン(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます〜！テヒョンの作品も読んでくれたんですね(;o;)嬉しいです！更新は遅くなってしまいますが、これからも頑張ります！！ (2017年4月4日 1時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 今までのテヒョンのお話も大好きで読んでいました。ソランさんの作品はキュンとしてすごく切なくて引き込まれます。これからも楽しみにしています。頑張ってください(*^^*) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！本当ですか〜！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜(;o;)お気遣い感謝します！これからも頑張ります！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
みい - やばい。めっちゃキュンキュンする。 続きが楽しみです！ (2017年3月28日 19時) (レス) id: aeaf7211ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年3月6日 14時
