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次の日に学校に行くとすぐにナムジュンに捕まった。
「おはよーナムジュン」
「どうだ家庭教師は」
「うーーーん」
私の反応に苦笑いするナムジュン。
「喋ったりしてる方が多いだろ？あいつ普通に一人で勉強するし」
「確かに〜」
「明日もだよな？」
「うん」
妙にそわそわしているナムジュン。
どうしたんだろ？
「明日、一緒に行ってもいいかな」
「おお！いいね！」
ナムジュンが来てくれる！！
つまりジョングクくんと二人きりじゃない！
気が楽だ！！！
「大賛成だよ〜！ジョングクくんにも伝えておいて〜！」
「や、今の家庭教師はおまえなんだからおまえがカトクしとけよ」
「いやいや、ナムジュンがした方が喜ぶと思うけどな〜！」
ナムジュンは少し嬉しそうに「そうか？」と笑ってさっそくスマートフォンを弄りだした。
私のテンションは上がる。
友達のナムジュンがいたら心強い。
家庭教師の先輩でもあるからなおさらだ。
そして当日がやって来た。
いつも通りお土産にケーキを持って、ナムジュンと一緒に玄関に立つ。
いつもみたいにドキドキせずにインターホンを押した。
ガチャ。
「いらっしゃいAさん、ナムジュンさん」
にっこり。
「おじゃまします、ジョングクくん」
「久しぶりだなジョングク」
今日は余裕がある。
私もにっこり笑い返すとジョングクくんは少し目をパチクリさせた。
「なんでナムジュンさんも来たんですか？」
「久しぶりに会いたいと思ったんだよ。
それに今夜は暇だったし」
「Aさんを心配して様子を見に来たのかと思いましたよ」
「まあAが家庭教師になってからのジョングクの成績の方が心配だな」
「え、ちょっとナムジュン酷い」
「ほんとだろ」
「ナムジュン！」
ジョングクくんの前で恥ずかしい！
ばしばしとナムジュンの肩を叩くと、無駄にリアクションをデカくして痛がる。
そんな私たちを無言で見つめるジョングクの視線が恐ろしい。
「あ、これ。今日は豪華にケーキだよ〜」
「わっ、美味しそうですね」
「全部払ったのは俺だけどな」
「ごちそうさま〜」
「…ごちそうさまです。…良いんですか？」
「まあAにもジョングクにも払わせる訳にはいかないからな」
なんとも男らしいナムジュン。
ちょっと高めのケーキを選んだ私を許してね。
なんとなくジョングクくんはいつもより喜んでくれなかった。
ケーキ嫌いなのかな？
そんな人いるんだ…。
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ソラン(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます〜！テヒョンの作品も読んでくれたんですね(;o;)嬉しいです！更新は遅くなってしまいますが、これからも頑張ります！！ (2017年4月4日 1時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 今までのテヒョンのお話も大好きで読んでいました。ソランさんの作品はキュンとしてすごく切なくて引き込まれます。これからも楽しみにしています。頑張ってください(*^^*) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！本当ですか〜！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜(;o;)お気遣い感謝します！これからも頑張ります！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
みい - やばい。めっちゃキュンキュンする。 続きが楽しみです！ (2017年3月28日 19時) (レス) id: aeaf7211ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年3月6日 14時
