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「うわっ！なにあのイケメン」
友達のホソクの家でバーベキューをしている時、見知らぬイケメンが現れた。
サークル仲間5人で夏の思い出を作ろう。
そう言い出したのはホソク。
1週間前から計画していて、当日の今日雨が降ってしまった。
空と同じくどんよりした私たちにホソクは嬉しそうに言ったのだ。
「俺の家でしよーよ！」
みんなポカンとする中、ホソクと一番の友達のナムジュンが「それがいい」と言ったので結局みんなでホソクの家に向かった。
家でバーベキュー…？
そんな疑問をみんな持っていたはずだ。
でもホソクの家に来てみれば納得。
すっごく大きな家だった。
「ここでバーベキューできるんだよ」
屋根付きの庭に案内され、テキパキ準備をする男たち。
と言っても男はホソクとナムジュンしかいないんだけど。
私、そして友達のウルとジニは食べ物の準備に取り掛かった。
「んじゃ、かんぱい」
部長のナムジュンの音頭でバーベキューは始まる。
既に酔っ払って赤くなっているホソク。
ウルは今ナムジュンに片思いしている。
故に2人は隅の方でこそこそしているし、ソッとしておこう…。
邪魔しちゃダメだよね。
ジニは恋愛したくない系の女の子。
綺麗なのに勿体無いといつも思う。
ナムジュンとウルを抜かした3人で椅子に腰掛けて空を眺める。
「雨だねえ」
「ほんと最悪」
「でもバーベキューできたじゃん！俺のおかげで！」
「ははっ」
ジニは苦笑い。
もともとジニはこうやって騒ぐの自体が好きじゃない。
なんだか微妙な雰囲気が流れていた、その時だった。
「ヒョン！いる？」
玄関の方から男の子の声。
「おー？こっちこっち！」
ホソクはバカみたいに大声で叫んだ。
すると玄関から現れた男の子。
驚くほど、イケメンだった。
「うわっ！なにあのイケメン！」
思わずジニの太ももを叩く。
見たことない。
あんなかっこいい子！
玄関の明かりがちょうどよく彼を輝かせていた。
「どうしたジョング〜」
「ちょ、いたっ」
酔っ払いのホソクに絡まれて可哀想なことになっている男の子。
それでも男の子に片手で振り解かれ、ホソクは不満げだ。
「どうした？」
「これありがとう」
「おー！」
男の子は持っていた紙袋をホソクに手渡すと、颯爽と帰って行ってしまった。
「私たちに挨拶くらいしたらいいのに」
ジニが悪態を吐く。
それよりも私は、彼をどこかで見た様な気がしてならなかった。
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ソラン(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます〜！テヒョンの作品も読んでくれたんですね(;o;)嬉しいです！更新は遅くなってしまいますが、これからも頑張ります！！ (2017年4月4日 1時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 今までのテヒョンのお話も大好きで読んでいました。ソランさんの作品はキュンとしてすごく切なくて引き込まれます。これからも楽しみにしています。頑張ってください(*^^*) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！本当ですか〜！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜(;o;)お気遣い感謝します！これからも頑張ります！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
みい - やばい。めっちゃキュンキュンする。 続きが楽しみです！ (2017年3月28日 19時) (レス) id: aeaf7211ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年3月6日 14時
