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今までにない激しいキスだった。
頭が溶けてしまいそうで、私はふらふらとその場にしゃがみ込んだ。
それでもジョングクくんは私を離さない。
一緒にしゃがみ込んで必死に舌を絡めてくる。
唇と唇が離れない。
私のものかジョングクくんのものか、唾液が顎を伝う。
「ヌナ、抱きたい」
「うん…いいよ」
一瞬無邪気な顔でニコッと笑った彼にきゅんと胸が高鳴る。
乱暴に脱がされる上着。
パンツを下ろす手はせっかちだ。
ジョングクくんは自分の服はポイポイと簡単に投げてしまう。
あっという間に私たちは裸になる。
「あ、明るいからカーテン…」
「いいじゃん明るくても」
「よくないよ…！」
「なんで？」
「なんでって、、」
すぅ、とジョングクの五本の指が私のお腹を撫でた。
思わず変な声が出る。
「綺麗だよ」
そう言って彼は私の上で微笑んだ。
「…お腹すいた」
そんなジョングクくんの声で眼が覚める。
「ん、今、何時…」
「…9時」
昨夜は朝方まで行為に勤しんでいたせいで、全然寝た気になれない。
頭が未だにぼんやりする。
しかも腰が重い。
ジョングクくんは疲れるということを知らないのかな？
そう思うくらい彼はずっと私を求めて来た。
途中から私はたぶん半分寝てた。
彼に抱かれるのはすごく気持ちいい。
頭がぽやぽやして、意識が遠のく時がある。
それで気がついたら朝。
「朝ごはん…どうする？」
「ホテルのレストラン行きます？」
「んう…」
そっとキスされたかと思うと、次には激しいキスに変わる。
「ちょ、ごはんは？」
「うん」
「うんじゃないよ！」
さり気なく私の腰を撫でているジョングクくん。
お腹すいてたんじゃないの！？
ぼんやりと眺める先にはパンに必死に食らいつくジョングクくん。
洋食が多い朝食バイキング。
ジョングクくんはとんでもない量を皿に盛って来て、本当に食べれるのかと不安になるくらいだった。
それでも残り一皿。
ジョングクくんって胃がたくさんあるのかな…。
「ヌナもう食べないの？」
「うん。普通だと思うよ。ジョングクくんが多いだけだよ？」
「そう？」
「待ってるからゆっくり食べなよ」
「ん。ありがとう」
オレンジジュースを飲みながら今日の予定を確かめる。
結構歩かなきゃいけない。
運動なんて高校以来してないし、元気いっぱいのジョングクくんの足手まといにならなきゃいいけど…。
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ソラン(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます〜！テヒョンの作品も読んでくれたんですね(;o;)嬉しいです！更新は遅くなってしまいますが、これからも頑張ります！！ (2017年4月4日 1時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 今までのテヒョンのお話も大好きで読んでいました。ソランさんの作品はキュンとしてすごく切なくて引き込まれます。これからも楽しみにしています。頑張ってください(*^^*) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！本当ですか〜！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜(;o;)お気遣い感謝します！これからも頑張ります！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
みい - やばい。めっちゃキュンキュンする。 続きが楽しみです！ (2017年3月28日 19時) (レス) id: aeaf7211ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年3月6日 14時
