「あまりにも年下の彼＋」06 ページ6
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足に溢れたコーラが冷たいけど気にしない。
今はそんなことどうでもよかった。
「Aちゃん、俺がついてるからね」
「うん…。ありがとう」
最近なんだか調子が悪かったのは妊娠したせいだったと教えてくれた。
情緒不安定になったり、具合が悪くなるのは仕方ないとAちゃんは笑っていた。
でも、俺だって父親になるのに。
俺だけ楽してて良いのかな。
Aちゃんがこんなにつらそうなのに。
なんだか申し訳ない。
「何か俺に手伝えることある？」
「ん？手伝えること？今から？」
「うん。Aちゃんばっかり大変じゃん」
「まあそりゃそうだけど…」
仕方なくない？とAちゃんは苦笑いする。
でも、わかってるけど。
大好きな人が大変なら俺が助けてあげたい。
顔をしかめる俺を見て、Aちゃんは困った様に首をかしげた。
「テヒョンくん。私は大丈夫だよ？」
「ほんと…？」
「うん。それに私、全然子どもの育て方とか分からないよ。保育園の先生じゃんテヒョンくん。生まれたら頼りにしてる」
「！うん！！」
そうだ。
俺はAちゃんも知らない知識だって持ってる。
バリバリ働くAちゃんの為にも、育児は俺がしっかりしよう。
「仕事はどうするの？」
「続けるよ。もう少ししたらつわりも治るって病院の先生が言ってたし」
「無理しないでね？」
「もちろんだよ！だってお腹にテヒョンくんとの赤ちゃんがいるんだよ？無理なんて絶対にしない！」
「…うん！」
なんか照れる。
Aちゃんがあまりにも幸せそうな顔でお腹を撫でるから。
なんだか今になってむず痒いような感じがして来た。
「それよりも…私はお酒飲めなくなるのがつらい」
「ええっ。もう、これを機に禁酒したら？」
「それもいいね…」
コーラを差し出そうとして手にないことに気づく。
「あ！コーラ」
「そ、そうだった！」
Aちゃんが慌ててキッチンから布巾を取って来て、床にぶちまかれたコーラを拭こうとする。
「Aちゃんは座ってて！俺がする！」
「大丈夫？」
「うん！休んで！ね！」
無理矢理Aちゃんをソファーに座らせて、俺がちゃんと床を拭く。
零したの俺だし。
「他の人に報告した？」
「ううん。今日仕事早退して病院行って、そのまま帰って来たから誰にも言ってないの」
「じゃあ今度いろんな人に報告しなきゃね！」
「うん」
「じゃあまずはジョングガ！！！」
「ええ…」
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優桜(プロフ) - 更新してくださって本当にありがとうございます(T ^ T)そして完結おめでとうございます！！2人が幸せになれてとっても嬉しいです…！！ソランさんの新作楽しみにしてますね！ (2020年12月7日 17時) (
レス) id: bc64499760 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 皆さんお待たせいたしました！本当に長いことお待たせしてしまい、大変申し訳ないと思っております…(T ^ T)全部書き切ることができてスッキリしました！またちょっとお休みして、新作も書き進めて行けたらなと思います。ですのでまたいつかお会いしましょう〜 (2020年12月7日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
うみ - この作品、一番好きだったので続編とても嬉しかったです。ほんとにキュンキュンします。テテカッコ良すぎです！更新頑張ってください！ (2018年3月5日 7時) (レス) id: 8e28afa81e (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 両作品とも、ほんとに大好きです(;Д;)(;Д;) (2017年9月27日 16時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
どぅぶ - キュンキュンしすぎて死にそうです。大変ですが更新頑張ってください!! (2017年9月11日 2時) (レス) id: 1b67b0d428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年5月14日 21時
