「あまりにも年下の彼＋」19 ページ19
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懐かしい店内をブラブラする。
妙にリアルだった夢のせいで、懐かしいなんて感じてしまう。
じゃあ、俺が保育園の先生になることとか、ウネのこととか。
全部長い長い夢だったってこと？
また一から？
めんどくさい…。
でも、ウネとのトラブルの時。
あの時ならもう一度戻りたいと何度も思ってた。
Aちゃんをめちゃくちゃ傷つけたから。
あの頃に戻って、ちゃんとウネを振って、いつもと変わらずにAちゃんを愛してあげたい。
「テヒョンくーん。扉しまらなくなっちゃったー」
遠くからAちゃんの声。
お客さんはいつの間にか誰もいなくなっていた。
正面の自動ドアの前でAちゃんはぴょんぴょんしている。
「どうしたの？」
「なんかさっき酔っ払ったお客さんがぶつかって。そしたら閉まらなくなっちゃった」
「まじ？」
確かに自動ドアは開きっぱなしだ。
上にあるセンサーボタンを押すと、こういった時直るんだけど。
もちろんAちゃんは届かない。
必死にぴょんぴょんしているけど、あと10センチは飛ばないと。
「俺が押すよ」
そう言って、俺がちょっと背伸びをするだけで届くボタン。
また動き出した自動ドアに感動しているAちゃん。
「わあ！ありがとうテヒョンくん！」
「いいよ」
Aちゃんの眩しい笑顔。
癒される。
あーあ、夢の中では俺のものだったのに。
今は違うのか。
「Aちゃんいつも小さいね」
「なにそれー」
フッと出た言葉を口にするとAちゃんはむすっとしてしまった。
「私がテヒョンくんくらい大きかったらキモいでしょ？」
「それは確かに」
「それとも、テヒョンくんは身長の高い女の人が好き？」
「うーん。違うよ。理想の身長はないや」
「そうなんだ…」
確かに俺、前から高身長の女の人が好きだったかも。
でもAちゃんは背が高いこともない。
Aちゃんを好きになってからあまり女性に対するこだわりは無くなった気がする。
「Aちゃん身長低くて困ることある？」
「えっ？うーん。今みたいに、高いところに届かないとか？」
「俺がとってあげれるじゃん」
「えっ…」
バッと振り返って、すっごく慌てるAちゃん。
可愛い。
「や、テヒョンくんいつも私の側に居るわけじゃないじゃん…」
「そりゃそうか」
Aちゃんは俺のお嫁さんじゃないのか…。
あー、夢が幸せ過ぎて現実がつらい。
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優桜(プロフ) - 更新してくださって本当にありがとうございます(T ^ T)そして完結おめでとうございます！！2人が幸せになれてとっても嬉しいです…！！ソランさんの新作楽しみにしてますね！ (2020年12月7日 17時) (
レス) id: bc64499760 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 皆さんお待たせいたしました！本当に長いことお待たせしてしまい、大変申し訳ないと思っております…(T ^ T)全部書き切ることができてスッキリしました！またちょっとお休みして、新作も書き進めて行けたらなと思います。ですのでまたいつかお会いしましょう〜 (2020年12月7日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
うみ - この作品、一番好きだったので続編とても嬉しかったです。ほんとにキュンキュンします。テテカッコ良すぎです！更新頑張ってください！ (2018年3月5日 7時) (レス) id: 8e28afa81e (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 両作品とも、ほんとに大好きです(;Д;)(;Д;) (2017年9月27日 16時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
どぅぶ - キュンキュンしすぎて死にそうです。大変ですが更新頑張ってください!! (2017年9月11日 2時) (レス) id: 1b67b0d428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年5月14日 21時
