「あまりにも年下の彼＋」16 ページ16
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コンビニから帰って我が家でのんびり。
お風呂も済ませたし、あとは寝るだけ。
そろそろベッドに行こうかな…。
そう言えば、あと誰に報告してないだろう。
あ、、、！！
「ソヒョン！！！」
「は？」
隣で本を読んでいたAちゃんが俺をギロリと睨む。
「ソヒョンに報告してない！あとウネも！」
ソヒョンは今舞台女優を続けていて、割と忙しいらしい。
ウネは両親も韓国に引っ越して来て、今は家族みんなで暮らしている。
近所のカフェに就職してから安定しているとソヒョンから聞いた。
「ねね、Aちゃん、ソヒョンの舞台観に行かない？ウネには俺が電話で伝えておくよ！」
「うん…」
むすっとして俺の顔を見ないAちゃん。
機嫌損ねちゃった…。
もしかして嫉妬、かな。
だとしたら嬉しい。
Aちゃんって俺よりもずっとずっと大人びてて、実際年上だし、
あんまり感情を露わにしないから。
嫉妬なんて滅多に表に出さない。
それが悔しくて、たまにわざと職場の女の人の話をするんだけど、Aちゃんは「ふーん」といつも通り。
「Aちゃん」
「…なに？」
「ヤキモチやいてる？」
「別に…！」
Aちゃんもいつもの自分らしくないと思ったのか、慌てた様子でこっちを見た。
「嬉しい♡」
「な、なにが？？」
「ヤキモチやいてくれたこと」
「別にやいてないって…」
「ソヒョンの舞台観に行くのやめた。ウネもソヒョンもカトクしておく」
「…ごめんね」
なぜかしゅんとして謝るAちゃん。
小さい肩を抱くとピクリと反応する。
そんな姿がたまらなく愛おしい。
「Aちゃん、もう寝よっか？」
「うん。そうだね」
立ち上がる時、ちょっとだけAちゃんの顔が歪んだ。
「大丈夫？」
「ちょっと立ちくらみしただけ…」
「…仕事、大丈夫なの？」
「うん。みんなには伝えてあるし、残業はするなって念押されてるし」
「そっか」
「ナムジュンさんがすごく気を遣ってくれて。心配性な人だから。大丈夫だよ」
Aちゃんの上司であり先輩であるナムジュンさんって人。
あんまり会ったことないけど、良さそうな人だから安心。
手を繋いでゆっくりベッドへ。
布団をかぶるとAちゃんは大きなため息を吐いて、すぐに瞳を閉じた。
「おやすみAちゃん」
「おやすみテヒョンくん…」
すでに半分寝ているAちゃんにキスをして、俺も眠りについた。
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優桜(プロフ) - 更新してくださって本当にありがとうございます(T ^ T)そして完結おめでとうございます！！2人が幸せになれてとっても嬉しいです…！！ソランさんの新作楽しみにしてますね！ (2020年12月7日 17時) (
レス) id: bc64499760 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 皆さんお待たせいたしました！本当に長いことお待たせしてしまい、大変申し訳ないと思っております…(T ^ T)全部書き切ることができてスッキリしました！またちょっとお休みして、新作も書き進めて行けたらなと思います。ですのでまたいつかお会いしましょう〜 (2020年12月7日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
うみ - この作品、一番好きだったので続編とても嬉しかったです。ほんとにキュンキュンします。テテカッコ良すぎです！更新頑張ってください！ (2018年3月5日 7時) (レス) id: 8e28afa81e (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 両作品とも、ほんとに大好きです(;Д;)(;Д;) (2017年9月27日 16時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
どぅぶ - キュンキュンしすぎて死にそうです。大変ですが更新頑張ってください!! (2017年9月11日 2時) (レス) id: 1b67b0d428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年5月14日 21時
