「あまりにも年下の彼＋」11 ページ11
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ジョングクと2人で時間が経つのも忘れてテレビゲームに没頭した。
Aちゃんの実家に泊まると必ず徹夜でジョングクとゲームに明け暮れる。
田舎だから夜は真っ暗でとっても静か。
俺とジョングクしかこの世にいないんじゃないか、って思うくらい。
それが怖くてちょっと不安な気持ちになる。
そんな気持ちになったら俺は隣で寝ているAちゃんの元へ逃げるんだけど。
ふと時計を見ると深夜の2時。
そろそろ寝なきゃいけないかな…。
「まだ起きてたの？？」
「あ、ヌナ」
ガチャリと扉が開き、眠たそうにぼんやりするAちゃんが現れた。
ナイスタイミング。
「ごめんAちゃん。起こした？」
「ううん。トイレで起きたら明かりが漏れてたから…」
「また具合悪いの？」
「ううん。大丈夫」
さりげなく、きゅっと俺の服の端を掴む。
そういう小さな甘えが可愛くて仕方ないのだ。
「ごめんごめん。もう寝る」
「うん」
「じゃ、ジョングガも早く寝ろよ！」
「おやすみヒョン、ヌナ」
「おやすみジョングガー」
眠たそうなAちゃんと手を繋いで寝室へ。
寝てる間に落ちないようにベッドは絶対に壁側がAちゃん。
布団を肩までかけて、優しく抱き締める。
「テヒョンくん何してたの？」
「ん？ゲーム」
「また？…ほんと男の子ってそういうの好きだね」
「うん！好きだね〜」
半分寝ているAちゃんは俺の鎖骨に唇を当てたままうとうと喋る。
くすぐったい。
「くすぐったいよAちゃん」
「んー？」
「唇、」
「んふ」
わざとなのか、唇をもぐもぐ動かす。
俺が身をよじるとクスクス笑った。
Aちゃんのこういう子どもっぽいところが好き。
普段あまり出ないけど、甘えた時限定で見られる超貴重な行為。
こんな事本人に言うと怒られるから言わないけど、Aちゃんは年の割に子どもっぽい所がたくさんある。
俺しか知らない部分も。
「Aちゃん寝なさい」
「うるさい」
痛い。
足蹴られた。
でもそんな素顔が嬉しいから黙ってAちゃんの背中を撫でた。
しばらくすると聞こえる寝息。
完全に気の抜いたAちゃんを見ていると、こっちまで眠くなってしまう。
さっきまでゲームで冴えきっていた頭もぽやぽやしてくる。
「おやすみAちゃん」
頭のてっぺんにちゅ、と軽くキスをして俺も目を閉じた。
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優桜(プロフ) - 更新してくださって本当にありがとうございます(T ^ T)そして完結おめでとうございます！！2人が幸せになれてとっても嬉しいです…！！ソランさんの新作楽しみにしてますね！ (2020年12月7日 17時) (
レス) id: bc64499760 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 皆さんお待たせいたしました！本当に長いことお待たせしてしまい、大変申し訳ないと思っております…(T ^ T)全部書き切ることができてスッキリしました！またちょっとお休みして、新作も書き進めて行けたらなと思います。ですのでまたいつかお会いしましょう〜 (2020年12月7日 12時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
うみ - この作品、一番好きだったので続編とても嬉しかったです。ほんとにキュンキュンします。テテカッコ良すぎです！更新頑張ってください！ (2018年3月5日 7時) (レス) id: 8e28afa81e (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 両作品とも、ほんとに大好きです(;Д;)(;Д;) (2017年9月27日 16時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
どぅぶ - キュンキュンしすぎて死にそうです。大変ですが更新頑張ってください!! (2017年9月11日 2時) (レス) id: 1b67b0d428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年5月14日 21時
