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「今日は弟が遊びに来ているので帰ります！」
ナムジュンさんともう1人の営業マンに飲みに誘われたけど、私は家で遊んでいる恋人と弟が気になって仕方なかった。
定時を少し過ぎている。
急いでアパートへ帰るとすごくいい匂いがした。
扉を開けた瞬間、テヒョンくんとジョングクが並んでキッチンで料理していてちょっと驚く。
両方同じタイミングで私を見るために顔を上げた。
息ぴったり。
「Aちゃんおかえり〜」
「ヌナおかえり」
2人が声を合わせる。
気があうのかな。
「ただいま。大人しくしてた？」
「うん！ゲームしてお昼は外食してー、夕食の買い物した」
自信満々にテヒョンくんが胸を張る。
隣のジョングクは真剣に何かのソースを作っている。
何を作っているんだろう？
そっと手元をのぞくと手作りチヂミらしい。
「リビングのテーブルにもう他の料理できてるし、Aちゃんは着替えて待っててね」
私はテヒョンくんに言われた通りストッキングを脱ぎながらリビングに向かった。
テーブルには大量のキンパ。
キムチ。
「おいしそ〜」
今日はごちそうだ。
急いで部屋着に着替えてチヂミを待つ。
ジョングクがタマゴスープを持ってくる。
「ジョングク、部屋の中荒らしてないよね？」
「するわけないじゃん」
「テヒョンくんから変な話聞いてないよね？」
「変な話って？例えば？」
「や、、、なんでもない」
意味わからん。とジョングクはそそくさとキッチンへ戻って行った。
それからちょっとして、テヒョンくんがチヂミを持って現れる。
後ろにソースを持ったジョングク。
「じゃーーん、食べよ！」
「わあ！すごい！美味しそう〜」
「あ、箸がないですよヒョン」
「わージョングギ持って来て〜」
「はーい」
元から家族だったかのように私たちは夕食を共にする。
テヒョンくんは相変わらず掃除機のように食べ物を吸引している。
１つしか年齢が違わないジョングクでさえも呆れているようだ。
それでもいつもより私もテヒョンくんも笑顔だった。
もちろんジョングクも。
「明日の昼に帰る」
そう言ったジョングクはベッドの横にお客さん用の布団を敷いてすでに寝ている。
昔から弟は寝るのがめちゃくちゃ早かったのだ。
「もうジョングギ寝ちゃった」
しゅんとするテヒョンくんはまだ遊びたりないみたい。
「また会えるじゃん」
「そうだね」
「私たちも寝よっか」
3人で寝るのはなぜだか心地よかった。
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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます！助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年1月23日 19時
