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「やー、、、ごめんね？」
口を開いたのはジミンくんだった。
その言葉に、テヒョンくんが振り上げていた拳を下ろす。
呆気にとられ、しゃがみ込みそうになった私の腕を掴んで引き上げてくれた。
「まじ、冗談っていうか。2人を試してただけなんだ。こんなテヒョナがキレるなんて思ってなくて」
照れたように、あの可愛い笑顔に戻ったジミンくん。
「やっぱり」
テヒョンくんははあ、と大きなため息をついている。
理解できてないのは私だけみたいだ。
「テヒョナ、話していい？」
「…うん」
なにを？
きょろきょろする私を見てジミンくんが笑った。
「テヒョナこれからバイトだろ？俺たちも戻らなきゃいけないから。終わったら3人で話そう」
「わかった。絶対変なこと言うなよ」
「わかったって！じゃ！」
そう言い終わるとジミンくんは私の腕を掴んで車へ。
テヒョンくんも複雑そうな顔をしながらもコンビニの中に入って行った。
パートのおばさんたちに遅刻だと怒られているのが見える。
「Aさん、ごめんね」
「いや、意味わからないんだけど、、、」
「まあ詳しくは3人になってから！って事で今日Aさんの家に行っていい？」
「うん、まあ。仕方ないなあー」
私としては早く2人から説明して欲しかった。
狐に化かされたような気分でおかしくなりそう。
そんな私にジミンくんはずっと「ごめんねー」と謝っていた。
「ただいまぁー」
「おかえりAちゃん」
「おじゃましまーす！」
「…おお」
定時。
ジミンくんを連れてアパートに帰宅するとバイト終わりらしい疲れた顔のテヒョンくんが顔を出した。
どかどかと人の家に入っていくジミンくんの後を私とテヒョンくんが慌てておう。
「やー、なにから話そう？」
ジミンくんはすでにソファーに座って自分のリュックからコーラを出した。
「あ、おまえのもあるよ」
「サンキュ」
そう言ってもう一本のコーラを取り出し、テヒョンくんにぽいっと投げている。
え、私のはないんかい。
色々思うところはあるけれど、自分用に紅茶を入れて3人で座った。
「私から聞いていい？」
「ん？」
テヒョンくんは聞くモードなのか口を開かない。
代わりにジミンくんがこちらを向いた。
「2人は、知り合い？」
ぶは、と吹き出すジミンくんをギロリと睨みつけるテヒョンくん。
「そうそう！中学からずっと友達！いや親友！」
確かめるようにテヒョンくんを見つめると、彼もこくりと頷いた。
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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます！助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年1月23日 19時
