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テヒョンくん以外の男の人とこんなに近づくなんて、何年ぶりだろう。

驚いて少しだけ身を硬くする。

ジミンくんは香水なのかなんなのか、とってもいい匂いがした。

そういえばテヒョンくんもいい匂いがする。

なにかつけているんだろうか?


「え、Aさん近い、、!」

ジミンくんが照れたように笑ってさっと身を引いた。


えっ!?!

!!!!!

匂いにつられて自分からジミンくんにじりじり近づいていたようだ!!!

あああああしまった!!!

年下好きのアバズレに見られた??!

どうしよう!


「ご、ごめん!いい匂いしたから!気になって!」

「あははは!Aさん面白い!」

どうやらひいてはいないようだ。

机をバンバン叩いて爆笑している。


「ボディミストですよ。香水だと匂いきついし、これくらいがなんか良いかなって」

「へぇぇ!」

ボディミストは知ってるけど、今時の男の子たちが付けているとは驚きだ。

まだ20歳にもなってない男の子が!

「友達と好きなブランド一緒で。匂いは違うの付けてるんですけどね。オススメですよ」

「そうなんだあ」

テヒョンくんも付けてるのかなあ。


オススメしたくせにジミンくんはブランド名を教えてくれない。

すぐに視線をカメラに戻す。

その後ひたすらカメラをいじくりまわしていた。




「おかえりー」

家に帰るとテヒョンくんがいた。

そうか、8月は夏休みだっけ。

これから約1ヶ月もテヒョンくんと一緒に暮らせると思うと嬉しくて仕方ない。

思わず彼にぎゆっと抱きつく。


「んふふー、Aちゃんが自分から抱きつくなんて珍しい、、、ん?」

抱き締め返してくれたテヒョンくんの様子がちょっとおかしい。

私の首筋あたりにガバッと顔を埋める。

「ちょ、くすぐったいよ?」

キスをするでもなく、ただテヒョンくんの鼻息が首筋にかかる。


「なんか、、、Aちゃんからはしちゃいけない匂いがする、、、!!!」

「えっ!?!!臭い?!?」

ショック!!!

絶望している私を見て慌てて訂正するテヒョンくん。

「違う違う!男の匂いがするの!」

「え?!」

今まで仕事で色んな男の人と接してきてるけど、こんなことを言われたのは初めてで驚く。

「テヒョンくん!!浮気なんてしてないよ!?仕事でかかわる男の人の匂いじゃないかな、、、」

「疑ってはいないけどさ、Aちゃん浮気とかしたらすぐ顔に出そうだし」

あ、そうですか、、、。



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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます!助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラン | 作成日時:2017年1月23日 19時

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