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帰り道、アパートと会社の中間地点あたりの道でジミンくんを見つけた。
こっちに家があるんだろうか？
するとジミンくんが私に気づいてぶんぶん手を振る。
…無視するのも悪いよね？
ほとんど車の通らない道なので、私は車を徐行させてジミンくんに並んだ。
「お疲れ様、ジミンくん。どこ行くの？」
「これから駅に。俺んち離れてるんですよ」
「そうなんだ」
会社は駅とアパートの間にある。
なんでジミンくんは会社から駅に向かわなかったんだろう？
疑問に思っていると私は顔に出ていたのか、ジミンくんがクスクス笑った。
「友達が近くにいたから。会ってきたんです」
「あ、そうなんだー」
「はい。Aさんは今帰りですよね？」
「うん。そうだよ」
「止めてしまってすみませんでした。それじゃ、また明日」
「はーい。またね」
ジミンくんに手を振って車を走らせた。
テヒョンくんはもう来てるだろう。
「おかえり〜」
「ただいま」
私が玄関の扉を開けると、ちょうど洗面台で手を洗うテヒョンくんがいた。
「今来たの？」
「うん。今来たばっかり」
「じゃあちょっと休んでからごはん一緒に作ろう」
「いいよー」
なんだか1人に任せるのはお互い気が引けたので、ご飯は一緒に作ることにしている。
何にしようかー？と前日にカトクをして献立を決めておく。
食材はあるものを使ったり一緒に買い物に行ったり。
すでに彼との生活が確立している。
「あ、ねえねえ。ジョングクが夏休みに泊まりに来たいって言ってたよ〜」
「はあ？！や、やだよ、、、」
「言うと思った。でも一緒に遊んであげよ」
クスクス笑いながらテヒョンくんは米を研いでいる。
今夜はサムゲタン。
野菜もちゃんと取れるし最高の料理だと思う。
最近ジョングクに会ってないし連絡もとってない。
むしろテヒョンくんの方が仲良くしている。
「できたできた」とテヒョンくんが鍋に米を投下している。
私も切り終わった大量の野菜を鍋へ。
テヒョンくんは「ちょっと多くない？」と文句を言っているが気にしない。
ぐるぐると鍋をかき混ぜる。
「あ、昨日のあまりの串焼きあるよテヒョンくん。食べる？」
「食べる食べる！」
冷蔵庫を開けて頭を突っ込み串焼きを探すテヒョンくん。
必死すぎて笑える。
「あったー！」
「じゃああっためてー」
「はーい」
やっぱり1人で好きでもない料理をするのと、テヒョンくんと一緒に料理するのでは楽しさが全然違う。
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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます！助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年1月23日 19時
