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月曜日。
出社してみるといつもより女の人たちがそわそわしている気がする。
はて、なにかあったかな?
ぼんやり考えていると朝礼が始まった。
社長の後ろにちょこんと立っている少年。
いや、青年?
そういえば今日から研修生が来るんだった。
「はじめまして。パク ジミンです。よろしくお願いします」
マシュマロみたいな白くて柔らかそうな頰が特徴の可愛い男の子だった。
テヒョンくんと同い年かあ。
じーーと見ているとパッと目が合う。
驚いてすぐに目をそらしてしまった。
ジミンくんはカメラマンの卵ということもあって基本的にはデザイナーチームがいる別フロアにいることになっている。
でも今日は初日ということもあって会社全体を見学するらしい。
緊張しているのかぎこちない笑顔で愛想を振りまいている。
私はそんなことよりも、今夜テヒョンくんが来るので楽しみで仕方ない。
早く仕事終わらないかなー。
スケジュールを確認して外回りに行く準備を始めた。
「お、彼女が営業で唯一の女の子だよ」
出て行こうとすると社長がジミンくんと近づいてきた。
「はじめまして。チ Aです。よろしくね」
「はじめまして。存じてます」
にっこり笑うジミンくん。
ほお、存じていたか。
ちゃんと来る前に予習していたのかな。
流石、将来有望だけあって抜かりがないことに感心した。
「それじゃあ、行ってきます」
今日はテヒョンくんのお弁当でもないし、保育園には行かないし、早く仕事を終わらせたい!
私は急いで車庫へ向かった。
お昼。
私がコンビニ弁当をごそごそしているとまた社長とジミンくんが現れた。
そして残念そうな社長。
「Aちゃんのお弁当、前回話題になってたんだよ」
「しゃ、社長!」
「なんでですか?」
わくわくした様子のジミンくん。
ちょっとはこの現場になれたらしい。
さっきよりも生き生きしている。
「Aちゃん、彼氏のお手製お弁当だったんだよ。しかも何て言ったっけ?ああ、キャラ弁だ」
「ええっ!?」
変な声を出してとっても驚いているジミンくん。
作った彼は君と同じ歳だよ。
口には出さずに「そうなんですよ〜」とだけ言っておく。
「なんだったっけね、そうそう、可愛いライオンの」
「ぶふっ、、ライオン、、、!」
ジミンくんは何がおもしろいのか、腹お抱えて笑っている。
そんなに笑う?
不思議に思いながらも私は冷えたコンビニ弁当をむさぼった。
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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます!助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラン | 作成日時:2017年1月23日 19時