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へジンさんの爆弾発言に私は飛び上がる。
「はい？？！え、なんでですか！！」
キスマークでもあるのだろうか？
首元を両手で隠す私をへジンさんは面白そうに笑った。
「別にキスマークなんてついてないわよ。でも、その反応じゃあ本当に抱かれたのね」
「からかったんですか！？」
「ううん。なんかいつもより色っぽいからさ」
「いろっぽい」
「そう。なんかえろいよ」
「えっ」
美人でスマートなのに見た目に似合わず男勝りで下ネタも平気で口にするへジンさん。
彼女には全てお見通しなのかもしれない。
すごく若く見えるけど、本当の年齢は知らないし。
ナムジュンさんが新人として入った時からいたらしいし。
それにしても、えろいって。
確かに恋すると女は可愛くなるとか聞くけど、やっぱり変わるものなのかな？
一応鏡で首元にキスマークがないか確かめる。
特に見つからないので安心だ。
でもこれからつけられたら仕事どころじゃない。
身内だけに見られるならまだしも、営業は外部の人とたくさん関わるのだ。
見られる場所にキスマークなんてあったら私は顧客を失ってしまうだろう。
今度会った時にちゃんと言っておこう、キスマークはつけるなって。
家にテヒョンくんが来るのは月曜木曜と土日だけど、私はあの保育園とこれから長い付き合いになりそうだ。
また打ち合わせに行ったらテヒョンくんはいるだろう。
前に見た時、テヒョンくんは本当に楽しそうだった。
子どもに好かれていたし、全力で子どもと遊んでいた。
彼は本当に保育士に向いていると思う。
前は算数の先生を否定してしまったけど、今回はちゃんと応援してあげよう。
そう決めた。
12時。
外回りから帰って急いでデスクに戻る。
ずっと楽しみにしていたお弁当の時間だ。
慌てすぎてお弁当の蓋がなかなか開かない。
こんな自分がバカみたいで笑える。
「わあ、、、」
開いてみると、いわゆるキャラ弁だった。
ご飯の上に鶏そぼろと卵でライオンが描かれている。
ちょっと不恰好だけど、テヒョンくんがこんな凝った物を作れるなんて驚きだ。
それにテテを意識したんだろうか、どことなくテテに似ていて可愛い。
「ええ！Aちゃんお弁当すごーい！」
事務のお姉様方がわらわらと集まって来る。
「これAちゃん作ったの！？」
「いえいえ、違いますよ」
「え、誰誰？？」
「えっと、、彼氏です」
オフィスにみんなの「ええええ」という驚きの声が響いた。
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ソラン(プロフ) - さん» わああありがとうございます！助かりました^ ^ (2017年1月23日 22時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外し忘れてますよ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 6990a14325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年1月23日 19時
