＋＋＋＋＋ ページ47
.
「各学年のA組が合併して一つのチームってことだよ。
だから要は全学年のクラス対抗、みたいな」
「ああ！そういうことなんだゾ！」
と、なると……？
「……先輩たちのクラスどこかわかんない」
「俺も」
「同じくー」
「僕も…」
「でもA組にレオナさんいるよ」
それは喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか、どっちだ。と３人と１匹の微妙な顔が私は向けられた
「レオナさん、天才司令塔として指示してくれるんじゃない？？」
「あの人強いのはわかるんだけど、いつどこでだらけるか分かんねぇからさぁ」
「その答えはいつでもどこでも。が正解ですエース」
「それ駄目じゃん」
戦力になるのなら相当な戦力だが、やる気が失せたら戦力0になるレオナさん
確かに扱いには困るだろう
「なんでオマエＤ組なんだゾ！」
「AがＡ組だったんならレオナ先輩も上手く扱えたんだろうな……」
「デュース扱うって何よ」
「あの人、Aの言葉はちゃんと聞くだろ」
「聞くだけね。やるかどうかはその時の気分」
乗らない時は本当に動かないんだからね、あの人
ラギー先輩と何度ため息ついたことがあるか
「でもAちゃんと戦う羽目になるのは怖い」
「え、なんで」
「いや怖いわ普通に」
「あぁ…」
「嫌なんだゾ」
エーデュースにグリムまでそんなことを言った
「いや、私普通じゃん」
「「どこが」」
「は？」
「身体能力はサバナクローでもお前絶対トップレベルなんでしょ？」
「ま、まぁマジフトでレオナさんやラギー先輩と毎朝よくやり合いますけど」
「しかも魔力は言わずもがな、技術もポンコツだった頃の面影すらないしな」
「デュースはっ倒すよ」
いつまでそのネタ引きずるつもりだ
「Aちゃんは本当に頑張ってるよね」
「ユウ…」
ユウが可愛い、ユウはもう私の癒し要員だ
ラギー先輩もだけど
「魔法でも物理でもお前に叶う気しねー」
「悪魔の怪力はマジフト大会で見たしな」
「まだまだ余裕だったけど」
「「だから嫌なんだよ」」
なんか今日エーデュース仲良くない？？
「Aちゃん、もし当たる時はお手柔らかにね……」
「ごめんねユウ。
私戦うことになったら完膚なきまでに叩き潰すのがモットーなんだ」
「悪魔だ」
「悪魔だもの」
ガーンッとショックを受けるユウ
残念だがこれはこの世界に来る前からそうなんだ、今更変えるつもりは無いよ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1531人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - 名無し13705号さん» ありがとうございます！更新頑張りますね^^* (2020年7月7日 16時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» たまには青エクの話入れないとクロスオーバーにならないと思いまして笑 泣き止んでくださいな笑笑 (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し13705号(プロフ) - 今後の展開楽しみです！体に気をつけて頑張ってください！更新待ってます！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: 33de3eef08 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 獅郎のことが出てきて、最近の話も出てきて、もう泣きそうです！嘘です、泣いてます…！！ (2020年7月6日 18時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 哭狼さん» いえいえ、お気になさらず！大丈夫ですよ(*^^*) きっとこうしてヒロインは事実上の奥さんになっていくんでしょうかね笑 (2020年7月2日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：江
| 作成日時：2020年6月30日 17時
