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色々あったが、私もそろそろ受験の季節。
原作が見たいので、雄英高校に行くつもり。
でも、誰かが落ちたら嫌だから、私はヒーロー科を受けない。
変わりに、普通科を受けに行く。
体育祭でなるべくいい結果を残して、ヒーロー科に編入する。
これめっちゃ良くない？？←
誰一人主要キャラを欠かすことなく推しを拝められるんだよ！？
良くない！？
──────
そんでもって雄英高校普通科試験の日。
「あ、人使！おはよー！！」
「ああ。おはよう」
もうヤダイケメン好き←
私この子と幼馴染なんだぜ！？
凄いだろ！！←
「Aならヒーロー科受かると思うんだけどな」
「いいの！ヒーローは好きだけど、無個性にはやっぱり限度があるからさ！」
「俺は未だにお前が無個性なのかって疑ってるけどな」
「酷くない？私は正真正銘無個性だよ！」
そう言ったら、大声で言うことじゃないとデコピンされました。
好き←
「人使はヒーロー科の方、どうだった？」
「筆記は自信ある」
「おい」
心操君と目を合わせ、二人で笑い合う。
心操君は、原作より自分の個性を大事にしている。
なんたって私が守ったからね！！
敵向きじゃんwって言った連中全員論破してやったから！！
そりゃあもう、心操君が驚くぐらいには！！
それから心操君ともお友達だしね！！
ゲー友ゲー友！！
今日だってゲームのボイチャで話して待ち合わせしたし。
「ねぇ知ってる？」
「豆○ば？」
「違うわ」
私があんなクソかわロリボイス出せると思ってんのか人使は。
出せたとしても顔と合わなさ過ぎて吐き気を催すよ。
「真面目に！」
「わかったわかった。ごめんって。叩くな、痛いから」
「もう！」
力全くかけてないけどな！！←
「じゃ、改めて……あのさ、雄英高校って体育祭ってあるじゃん？」
「ああ」
「リザルトによっては、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって」
「！！」
驚いたような顔で私を見る人使。
私はニコッと笑みを浮かべた。
「噂だけどね」
そう言って、私は前を歩く。
慌てて追ってくる人使の気配に、私はさらに笑みを深めた。
「だから、頑張りなよ」
聞こえるか分からない呟きを落とす。
多分、聞こえたんだと思う。
力強く頷く人使の気配が伝わったから。
私は空を見上げ、高らかに叫ぶ。
「目指せ普通科！」
そしてヒーロー科転入！！！
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
