無惨様空気(笑) ページ38
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「産屋敷さん」
「はい。昼の話の続きですね？」
うわぁ根津校長だぁ…
ホントにネズミなのかクマなのかわからん。
キメラか？←
「お館様、私は席を外した方がよろしいでしょうか？」
「いや。ここにいていいよ」
「御意」
根津校長がオホン！と咳払いをする。
その途端、教師の皆さん全員がこちらを向いた。
え、何事？
「Aをヒーロー科に編入させるお話ですね」
・・・・・ﾌｧｯ!?
「お、お館様？」
思わず困惑した声を出すと、お館様は私の方を向いて微笑んだ。
「言ってなかったね。私がここに来たのも、この話のためなんだよ」
んーっと？
どういうこと？？
「お館様、無礼を承知で申し上げます。ヒーロー科編入の話に、お館様がお話をする意味はあるのですか？」
突然の事に、私は首を傾げる他ない。
知ってる？
この空間に雄英高校の教師の皆様がいるんだよ？？
なんなら無惨様の腰に手を回して抱きついてきてるんだよ！？←
「これから、ヒーロー科には職場体験があるんだけど、Aにはこちらに来てもらおうと思っているんだ」
「私がキメツ学園に、ですか？」
「うん。Aの意見も勿論聞くけど、こちらとしては来て貰いたいと思ってる。高校卒業後は、嫌でなければキメツヒーロー事務所の方に入って貰いたい」
「…………」
私は驚いて、二の句が継げない。
だって、まさかキメツヒーロー事務所に入っていいなんて、言われると思ってなかった。
キメツヒーロー事務所は、キメツ学園の卒業生以外入れないと言われているから、私はもう無理だと思っていたのに…
「私は、戻ってもよろしいのですか…？」
「うん。皆、Aが戻ってくることを望んでいるよ。もちろん、私もね」
「お館様…！」
一生ついて行きますぅぅ！！
私が蜜璃ちゃん並にキュンキュンしているうちに、話は進んで行った。
私は仮でヒーロー科に編入するらしい。
本来の授業は普通科で。
ヒーロー基礎学のみ、ヒーロー科の方に出席する。
「Aはそれでいいかい？」
「構いません。お館様の決定に全て従います」
「ありがとう」
アッ好きです(真顔)
「決まりでいいみたいだね！じゃあさっそく二日後の一時間目からＡ組の方でヒーロー名を考案をしてもらうよ！！」
「あ、はい。わかりました」
根津校長とお館様で対応が全然違う？
知るか←
「頑張ってね、A」
「御意」
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
